今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

素晴らしい演奏でした>Sound Inn S ゲスト:太田裕美

2023年02月18日 | TV番組レビュー

 BS-TBSの音楽番組「Sound Inn S」今回のゲストは太田裕美さん。収録は昨年で、ご本人のTwitterでもその話題がありましたが、2か月経ってようやくの放送でした。

 この番組は凄く豪華な企画で、今回太田さんの楽曲3曲をそれぞれ別のアレンジャーが編曲し、その演奏をバックにご本人に歌唱してもらうというもの。今回演奏されたのは、十川ともじさん編曲の「さらばシベリア鉄道」、船山基紀さん編曲の「木綿のハンカチーフ」、笹路正徳さん編曲の「桜月夜」の3曲。

 画面で見ると、それぞれバンドの編成も全然違って凄く手間がかかってます。テレビの音楽番組というと、生のステージをその場で体験するよりはかなり感動が少ないものですが、今回は凄く満足度が高かったです。何よりもアレンジャーとバンドと歌手の真剣勝負ということで緊張感が半端ないと。

 個人的には、曲調や歌詞の面で「さらばシベリア鉄道」が、本当に息をするのも忘れるくらいの緊張感で見とれてしまいましたが、他の2曲も素晴らしかったです。番組では、音合わせの場面とその後のアレンジャーのやり取りもあって、「木綿のハンカチーフ」はリハーサル後に太田さんの要望で「テンポを2つくらい落として欲しい。」ということになり、その辺は曲のメッセージを伝えたいという気持ちを強く感じました。そこでの船山先生とのやり取りも面白かったです。「桜月夜」は、西脇辰弥さんのハーモニカが大々的にフィーチャーされてて、それが凄く新鮮で良かったです。もちろん一番良かったのは太田裕美さんの歌声ですが。

 そして、曲の合間には太田さんのインタビュー映像もあって、歌や自分の生き方についての強いメッセージもあり、大病を乗り越えているからこその姿勢も感じました。見た目は相変わらず可愛いし、歌声のイメージは真綿のように感じますけど、本当に芯が強い人だと思います。

 こういう番組は手間もお金もかかるのでしょうけど、ネットに無料動画が溢れている昨今、これくらい緊張感のある番組こそテレビの存在意義があるのではないでしょうか。番組はParaviでも見られるそうで、私は普通にBS-TBSで録画して保存版確定ですが、関心のある方はネットでチェックしてみて下さい。とにかくいいものを見せて貰いました。今夜は良い夢が見られそうです。


飯能市市民会館のメモ

2023年02月17日 | 日記・雑記・ただの戯言

 先日、尾崎亜美さんと岡本真夜さんのジョイントコンサートで行った会場。また行く機会もあろうかと思い、自分用にメモを残しておきます。

 そもそも飯能というと、JR八高線の東飯能駅、西武池袋線の飯能駅などがありますが、東武東上線沿線のものとしては、仕事の用事がなければ行かないところ。一応、丸広百貨店とかPePeとかありますが、どっちも川越にもっと大きい店があるのでわざわざ行こうとも思わないし。最近ではムーミン関係でブレイクしつつありますが。

 それはそうと、この会館は結構立派です。大ホールは1階席のみで1102席。28列あるうちの、今回は24列に座ってたのですが前の席とは段差が大きいので後ろでも見やすいのはありがたかったです。

 音響に関しては公演によって違うのでしょうが、今回はPAスピーカーの大きさの割にはちゃんと迫力ある音が後ろまで届いてきて、なおかつうるさ過ぎず心地よく歌声に包まれる感じで良かったです。結構ステージの横幅もあるし、立派な作りには違いありません。照明も良かったし。

 ロビーは、ホールの大きさの割には小じんまりという気がしないでもないですが、まあ十分でしょう。トイレは、後ろの方の客席の下に位置している関係で、左右両側に入り口があります。これがどうなるかというと、開演前や休憩時間にはどっちにも列ができるわけで、焦っている人がいるとトラブルになりそう。

 そして、会館内の一番の問題は通信環境が極めて悪い事。ロビーでやっとアンテナが立つレベルで、開演前に席についてちょいとツイートしようと思ったら、文字だけなのに送れませんでした。なおかつ楽屋でもwifiは飛んでないそうで、亜美さんが開演前にあれこれ調べようとしたらできなかったとか。

 こういうのは出演アーティストも苦労するでしょうが、そもそも普段ここでお仕事してる人は大変なのでは? PCは有線LANでいいでしょうが、広い場所だけにスマホやタブレットでやり取りした方が便利でしょうに。ここはなんとかして欲しいと、アンケートにも書いてきました。

 会館へのアクセスは、飯能駅から徒歩15分ということで気候が良ければ歩くのもいいでしょうが、駅前ではないので注意が必要。バスはあるので、公共交通機関で行く場合は時間を調べておく必要があります。

 今回は車で行ったのですが、隣接する中央公園の駐車場があり早めに着いたこともあって、私は余裕でした。が、何しろ1000人規模のホールなので、開場前には会館横の駐車場は満車になり、第二駐車場などへ誘導されていました。ここも注意が必要。

 それで、この会館の隣には天覧山という山がありました。私はまったく事前知識なしで行ったので、「お、山あるやん。」と思ってちょっと行ってみたら、途中から結構登りが急になり案外寒かったこともあって、すぐ戻ってきました。

 調べてみたら、197mなので割と気軽に山頂までは行けるようですね。今回も、ちょっと登ったところでコゲラを見つけたりしたので野鳥観察にも良さそう。今回はコンサート用に持って行ったオペラグラスが役に立ちました。

 次に行く機会があるかどうかと、前の方の席での見え方がどうかということは不明。とはいえ、折角の立派なホールなので、見たい人が来れば私は行きます。


七曲署の刑事さんに追いかけられてるような

2023年02月16日 | 昔のテレビ番組の話題

 

 先週「太陽にほえろ!/傷だらけの天使」のCDを買ったのですが、その後amazonからのメールは「太陽にほえろ全曲集」のお知らせ、「太陽にほえろ オリジナルサウンドトラック」、「太陽にほえろ!オリジナルサウンドトラック70'sベスト」「太陽にほえろ!ソングコレクション」など、一気に攻めてきます。

 こうなると七曲署の刑事さんに追いかけ回されてる感じですが、おかげで新たな発見もありました。何かというと「ソングコレクション」というCD。CD紹介によると「マカロニ(萩原健一)、殿下(小野寺昭)、テキサス(勝野洋)、ボン(宮内淳)、ロッキー(木之元亮)、ドック(神田正輝)が歌った番組挿入歌を集大成したヴォーカル・コンピレーションアルバム。」だそうです。こんなのがあったのですね。

 実は小野寺昭さんの「風よ/白いページ」というのは当時好きでシングル持ってました。ちゃんとCDになってるんですね。ただ、そのCDで聞きたいのはこの2曲だけなので今回は見送り。「買わないと逮捕しちゃうぞ!」とか、七曲署の刑事さんに言われるかしら。

 なお、私が毎週見てたのはテキサス刑事からロッキー刑事くらい。見始めたきっかけと見なくなった理由は忘れました。そういえば最終回も見てないですね。ますます逮捕されそうな。


石川ひとみさんの出演は3月1日(水)になりました>NHKらじるラボ

2023年02月15日 | 石川ひとみ

 

 NHKラジオ「らじるラボ」は、今日が石川ひとみさんのゲスト回の予定だったのが、国会中継のため番組自体が休止となりました。一応番組開始の時に聞いてみたら、今日は進行役の吾妻アナのみスタジオにいて、水曜パーソナリティーの伍代夏子さんはお休みでした。

 そこで、今日が国会中継で8時55分までになることのお知らせと、ゲストの予定であった石川ひとみさんは3月1日(水)に登場するということがあらためて告知されました。

 昨日は「国会中継で番組が休止」という告知があった途端に全国からため息やらすすり泣きが聞こえてきたのですが、今日は一気に皆さん元気になったようです。

 今回は国会中継だから仕方ないといえばそうなのですが、こういう形で悔しい思いをしたことは何度もあります。一番の思い出は、小渕改造内閣の記者会見。東北ローカルのNHKテレビの番組にある方がゲストで出る情報があって、それはすごく楽しみにしてて私なんぞは休暇を取って備えてたくらい。(番組は夕方5時からだったので。)

 それで、元々は1時間の予定だったのがその改造内閣の記者会見があるということで、番組は20分ほどでそそくさと終わってしまいました。スタジオのアナウンサーも「色々質問があったのですが…。」と言いつつ短縮になったのをやたらとお詫びしてて、見てて可愛そうでしたが、こちらはムカムカ来ました。政権の人気回復のためにちょこっと顔ぶれ変えるだけの記者会見なんて、別に生中継しなくてもあとから編集して放送すればいいんじゃないの?と。

 また、NHKでは「あさイチ」金曜日のプレミアムトークで、結構大物のゲストが来てても「国会中継のため8時55分まで…」ということがあります。ああいうのはファンが相当悔しがってると思われ、テレビの場合は国会をサブチャンネルで放送するのはあかんの?と思うことがしばしば。オリンピックとか高校野球では相当やってる気がしますが。

 そんなこんななので、短縮版の番組でそのまま出演するよりは、あらためてたっぷり時間を取ってやって貰う方がありがたいです。ちなみに、私は先週からラジオの番組表をチェックしてましたが、国会中継が入るかどうかは前の日とかにならないとわかりません。なので、国会やってる限りはまだ安心はできないんですが。

 とにかくそういう事ですので、出演は3月1日(水)の予定です。あらためてメッセージも送ろうと思います。皆さんも是非どうぞ。盛り上げましょう。


今年はなかなかハードルが高い>ヤマザキ春のパンまつり

2023年02月14日 | ヤマザキ春のパンまつり

 

 2年続けて3枚ゲットしたヤマザキ春のパンまつりですが、今年は1枚貰うのに昨年より2点上がって30点必要。パンの単価は詳細には記憶してないのですが、このご時世なので値上がりしてるような気がします。

 そして、なんかやたらと0.5点のパンが多くないですか? 去年の記録を見ると2点のシールを結構貼ってるのですが、私はあまり食パンは買わないので何で稼いでたのか。それにしても「あんこ、たっぷり ずっしりあんクロワッサン」が0.5点ということはないんじゃないかなぁ。あれは1点にすべき。

 今のところ、開始から半月経ってまだ12点ということは、今月中に1枚ゲットというのは多分無理でしょう。目標は2枚なのですが、まったく油断できませんね。週末は食パン買ってきてフレンチトーストでもやりますか。むぅ~。


あちこち測っちゃうぞぉ~>弦高チェックゲージ

2023年02月13日 | ギターと楽器のこと

 

 こういうものがあるのを知りませんでした。今回入手したのはD'Addario 弦高チェックゲージという製品ですが、要するにギターの弦高を測るもの。ギターの弦高は、高すぎると弾きづらいし、低すぎると音がビビったり詰まったりします。特にアコギの場合は高過ぎると押さえるのに力がいるし、ビビらないギリギリまで下げるのが弾きやすいとも言われます。

 弦高を下げるにはいろいろ方法がありますが、古いギターでネックが反ってしまった場合は調整不能の事も。あとはブリッジサドルやナットを削る方法もありますが、それは微調整になります。

 それでさっそく私のエレアコの弦高を測定しました。それによると、現状で12フレットで1弦が2.25mm、6弦が2.5mmでした。まだロッドは効くのですが、残念ながらこれ以上下げると1弦側がビビります。ちょっとネックがねじれてるのかもしれません。まあ、これくらいなら困ってませんし。

 困るのは、以前中古で入手したヤマハの古いフォークギター。ネットオークションで買ったのですが、届いたものを見て「ゲッ!」と。その時は定規で測ったのですが、なんと4mm強。しかもロッドは効かず。

 どんな感じかというと、2弦の12フレットのチョーキングすると薬指が3弦の下にするっと入るくらい。仕方ないのでブリッジサドルを加工したですが、ギリギリ削ってちょびっとだけ下がりましたがまだまだ高いです。今はハードオフでギターを見るときは、横に回って弦高をチェックするのが日常になってます。

 と、そんなこんなですが、実はこのゲージは色々使えて

・弦高の高さ
・ナットの高さ
・ピックアップの高さ

なども測れるとか。色々測っちゃおうかしら。まあ、さすがに大人なのであそこの長さを測ったりはしませんが。(当たり前) そういえば、今のエレアコのナット幅も測れました。43mmでした。

 そして、端っこが変な形になってるのは、レンチとドライバーにもなるんですって。なかなか便利ですね。どーですか、お客さん。


尾崎亜美&岡本真夜コンサートLOVE & HEART at 飯能市市民会館大ホール

2023年02月12日 | 尾崎亜美

 

 行ってまいりました。今年初のコンサートは、尾崎亜美さんと岡本真夜さんのジョイント。埼玉県民とはいえ、飯能というと子供が小さいときには河原に水遊びに行き、最近はたまに仕事で行く程度。駅もJRと西武があるので、実はどこの辺が街の中心なのかはわかってません。そもそも、あまり県内という感じがしなかったり。

 それはそうと、岡本真夜さんというと「TOMORROW」くらいしか存じ上げなかったのですが、あれがデビュー曲なんですね。ついこの間デビューした若手だと思ってたら、なんと「TOMORROW」は1995年の曲。ということは、今年でデビュー28年なので実はベテラン。

 ステージは岡本さんのソロでスタートし、演奏は彼女のピアノとギター&チェロの伊藤ハルトシさんのみ。まずは広末涼子さんへの提供曲「大スキ!」でスタート。途中「TOMORROW」などの曲はカラオケでの披露でしたが、さすがに大ヒット曲があると会場が盛り上がります。この人のステージは7曲だったかな?

 岡本さんというと、シンガーソングライターなのは知ってましたが、あんなに本格的にピアノが弾けるんだと知ってびっくり。調べてみたら、ピアニストとしても別名義でデビューし活動してるんですね。驚きました。

 その後、換気休憩を15分挟んで後半はコラボコーナーでスタート。ここでは伊藤さんのギター、小原礼さんのベース、亜美さんのキーボードで、亜美さんと岡本さんの共通のお気に入りということでキャロル・キングのナンバーを2曲。お二人ともさすがに引き出しが多いです。

 そして、亜美さんのソロステージは、亜美さんのキーボードと小原礼さんのベースのみ。普段はグランドピアノも使い分けますが、今日はステージ中央のキーボードで全部通してました。この場合はずっと正面を向いてくれるわけで、私は今回席が後ろの方でオペラグラスにも頼ってましたので、これはありがたかったです。

 今回は特別企画なので、亜美さんのライブ初体験の人もいることを見越しての選曲でしょう。お馴染みのCM曲3連発のあとデビュー曲をやって、最新アルバム「Bon appetit」から2曲、オリビアもやって最後はカバー曲「明日に架ける橋」で本編終了。合間に飯能に関してのトークや「Bon appetit」製作のまでの話もあり、夫婦漫才(?)も若干あり、おしゃべりもかなり受けてました。

 アンコールは再びコラボコーナーで、お二人ともウサミミを装着して登場。1曲目は「天使のウインク」、ラストは卒業シーズンということでサプライズの「卒業写真」でした。この選曲は良かったですね。私も亜美さんのボーカルでは初めて聞きました。伊藤ハルトシさんが間奏で弾いたチェロのソロが出色だったことは記しておきましょう。

 終演後は物販ブースが人だかりしてたので覗いてみたところ、「Bon appetit」がバンバン売れて行って平積みになってたのがなくなったくらい。そりゃ今日のステージを見たら「惚れてまうやろ~!」と思いますよね。

 今回は宝くじ文化公演ということで入場料2000円だったし、普段こういうコンサートには来ない人もいたのではないかと思われます。そういう人が亜美さんや岡本さんの歌声に触れてCD買ったり、またコンサートに行くようになるのはまさに「文化公演」としては理想的ですね。宝くじには私も相当投資してますが、こういう事業は大いに評価します。

 ということで、まずは素晴らしいステージを見せてくれた岡本真夜さんと尾崎亜美さんに感謝しつつ、今夜は良い夢を見られそうです。今回参加できなかった方も、この企画でのコンサートがお近くで開催された際には、お出かけになることをお勧めします。


ますますこじらせてるのが楽しすぎ>田中一郎のギター・アッパーカット2

2023年02月11日 | ギターと楽器のこと

【ビザールギター】田中一郎のギター・アッパーカット2。ハニー SG-5をアッパーカット!!

 

 毎週金曜に新作が配信されている「田中一郎のギター・アッパーカット2」。今回は国産ビザールギターのハニー SG-5の話。先週までのSG特集からの流れですが、名前に「SG」がついているだけで、ギブソンやヤマハのSGとはまったく関係なく、形としてはリッケンバッカー風。

 私はこのギターやブランドをまったく知らなかったのですが、GSブームの頃にはファーストマンと並んで人気があったとか。

 一郎さんはそれを2本も入手し、映像で手にしている方のギターは元ARBの白浜久さんから「近所のハードオフで売ってる」という情報を得て、現物を見たものの状態が悪くて随分悩んだものの、結局購入してきたというもの。

 とにかく、元々持っていた機種の仕様とかリペアとか、さらにあとで入手したギターのリペアの経緯とか熱く語ってますが、その辺はわからない人がほとんどというくらいこじらせてるのが楽しすぎます。

 とはいえ、このギターの話以外にグレコの話や、フジゲンのギターの事などもあって私にとっては楽しいし勉強になる動画でした。来週は箱モノのギターの話だとか。一体一郎さんはギターを何本持ってるのでしょうか。

 なお、私の場合はギターの好みははっきりしてるので、まったく欲しいと思わないのが、

リッケンバッカー
モズライト
ジャズマスター
ムスタング
フライングV
ヤマハ ブルージーンズ

などなど。

 今回は、そのリッケンタイプのギターだったので今後の購入の参考にはなりませんが、話は楽しいので次回以降の回もあれこれも期待します。希望としては、今回のギターの音をもっと聞きたかったと。ガンガン歪ませたらどんな感じになるのでしょうね。


今週末は尾崎亜美三昧!

2023年02月10日 | 尾崎亜美

 

 まずは明日11日(土)「尾崎亜美 & 岡本真夜 コンサートLOVE & HEART」が、埼玉県桶川市響の森 桶川市民ホールで行われます。このお二人のジョイントコンサートは昨年からやってますでしょうか。

 このコンサートは宝くじの助成による特別料金で、前売りが2,000円という超リーズナブルなもの。しかし、購入は埼玉県在住者に限ると明記されています。ちゃんとしたホールでのコンサートが2000円で見られるなんてありがたいですが、こういう企画が増えればテレビやネットではなく、実際に会場に足を運んでみようと思う人も増えるのではないでしょうか。何よりも、私の場合は宝くじには長年多額の資金をつぎ込んでいるので、ようやく元が取れる感じです。(とはいえ、桶川には行きませんが。)

 そして、夜9時からはBSPで「歌える!J-POP 黄金のヒットパレード決定版!(8)」の放送があります。番組サイトによると、出演は麻倉未稀、イルカ、大黒摩季、尾崎亜美、神部冬馬、木村弓、鬼龍院翔、楠瀬誠志郎、久宝留理子、小比類巻かほる、SARD UNDERGROUND、田村直美、T-BOLAN、ハラミちゃん、ばんばひろふみ、久松史奈、廣津留すみれ、山根康広、YU-KIという面々。(番組サイトはこちら

 実はこの収録には参加できて、NHKの101スタジオで生のライブも見ております。会場には300人くらい集まって、凄く寒い日でしたが場内は各アーティストのファンが集まり熱気ムンムン。私はもちろん尾崎亜美さんの応援に行ったのですが、大黒摩季さんとか小比類巻さん、久宝留理子さんなどは初めて見ました。

 演奏は番組のスペシャルバンドによる生演奏中心で、収録とはいえこれだけの歌手が出演するので撮り直しは避けたかったと思われ、ステージ上は一発勝負の緊張感が満ち満ちて見応えありました。プロはやっぱりすごいですね。ちなみに尾崎亜美さんは小原礼さんとの二人だけの演奏で2曲聴けます。何をやるかは見てのお楽しみ。亜美さんの歌の前に、ステージ上があっという間に素敵なセットになったのも驚きでしたが、あれが照明とカメラの効果でどのように見えるかも注目したいです。

 なお、収録は二日に分けて行われ、私は二日目だけ参加しましたので、上記のゲストのうち半分は見てません。麻倉未稀さんも生で見たかったですが、日が違いました。

 さらに、12日 (日)は「尾崎亜美 & 岡本真夜 コンサートLOVE & HEART」が、飯能市市民会館 大ホールにて行われます。私は桶川には行きませんで、こちらを見に行きます。岡本真夜さんを見るのは初めてですが、何しろ今年最初に見るコンサートが亜美さんというのは縁起がよいですね。こちらも埼玉県民としての喜びを感じております。

 ということで、週末はテレビと生のステージで尾崎亜美三昧ですわ。ふっふっふ。


財津和夫 人生はひとつ でも一度じゃない/川上雄三

2023年02月09日 | ブックレビュー

 

 妙なタイトルの本ですが、これはかの財津和夫さんの曲名から。この本は集英社新書ですが、NHKのドキュメンタリー「ザ・ヒューマン」という番組で財津さんを取り上げた際に行ったインタビューを、その担当ディレクターが全面改稿したというものです。

 私はチューリップにも財津さんにも詳しくないのですが、人としての財津さんには関心があるので「財津和夫の現在を描く決定版的一冊」と言われるとつい買ってしまいました。

 財津さんというと、ビートルズに強烈な影響を受けたサウンド志向の人という印象でしたが、近年は地元福岡のホテルで一般を対象にした作詞講座を開講したりしたそうです。もちろん、要請があって引き受けたわけですが、一般の人が書く詞に財津さん本人も大きく刺激を受けたようですね。

 あとは、あれだけの人でありながら新曲を1曲作るのにすごく丁寧に、とにかく言葉の一つ一つを選びながら相当苦労してたというのが印象的でした。この辺は、本のカバーにあるように「癌や更年期障害を乗り越え、サウンド志向だった過去の自分から脱却し、詞の重要性に目覚めて…」ということかもしれません。

 こちらは昨年出たばかりの本なので、それこそ財津さんの今がわかるとともに、序盤はアマチュア時代からチューリップがデビューした頃の話もあったりで、私のようなものにとっては入門書として最適でした。

 個人的にはもっとボリュームがあってもいいかと思うのですが、そこは財津さんのインタビューを基にしてるので、ご本人が饒舌なわけではないのでしょう。そのテレビ番組は見てなかったのですが、この本は面白かったです。興味のある方は是非どうぞ。