CSのTBSチャンネルで見ました。当時私は大学3年。テレビは持ってたのですが、この時は見てたかどうか記憶なし。ただ、当然ながらこの時のベストテンの曲はみんな知ってました。
今回のランキングは以下の通り。
1位 サザンウインド/中森明菜
2位 哀しくてジェラシー/チェッカーズ
3位 涙のリクエスト/チェッカーズ
4位 モニカ/吉川晃司
5位 君が、嘘を、ついた/オフコース
6位 ギザギザハートの子守唄/チェッカーズ
7位 気ままにREFLECTION/杏里
8位 愛情物語/原田知世
9位 稲妻パラダイス/堀ちえみ
10位 君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。/中原めいこ
スタジオに来たのは、堀ちえみさん、杏里さん、チェッカーズ、明菜ちゃんで、中原めいこさんはどこかのスタジオから、吉川晃司さんはコンサート会場からの中継。他にスポットライトで、石川優子さんとチャゲさんがコンサート会場からの中継で出演。
1位が明菜ちゃんですが、この曲はあんまり印象が無くて「ふ~む、凄く流行ってたんだ。」と思う程度。北ウイングとか十戒はすごくヒットしたというイメージなのですが。ところで「十戒」は、「じゅっかい」と入力しても変換されず。読みが「じっかい」なんですね。「じょおう」以来の衝撃です(?)。
そしてなんといっても圧巻はチェッカーズの3曲ランクイン。当時も彼らの事は面白いと思って見てましたが、今あらためて見てもすごく楽しいです。「涙のリクエスト」の出だしは前の三人以外もコーラスに加わってて歌声が凄く厚いし、どの曲もボーカル三人がガンガン踊りながら歌ってて見ごたえ十分。「こりゃ売れるわ。」と思い出した。曲もいいし。
ただ、のちの彼らを知ってるだけに「どこで道を間違うたんかのう…」と、仁義なき戦いの松方弘樹のようなことを思ってしまいますが、才能ある人たちのグループっていうのはいずれ別れる運命にあるのでしょうか。1位になった若者に「天狗になるな」ってのも無理な話だし、事務所的には映画とかバラエティとかやらせたくなるのでしょうし。レコードとコンサートとCMくらいだけでってのは、世間も本人達もすまなかったのかも。
他では、初登場のキウイパパイヤマンゴがどこかでリハーサル中のスタジオからで、あんまり弾けた感じではなかったのが残念。ホーンセクションがスタジオの隅にいてほとんど映らなかったのですが、ドンペイさんはいなかったのではないかと。あの曲はステージかベストテンのスタジオで、トロピカルなセットで歌って貰ってこそ、と思いました。
杏里さんの「気ままにREFLECTION」は知ってはいたのですが、それこそ「気ままにREFLECTION」の部分しか覚えてなかったのがわかりました。CMの効果は恐るべし。ただ、何のCMソングだったかは忘れました。
実はこの回は特に期待してなかったのですが、とにかくチェッカーズの勢いがあってパフォーマンスも楽しくて、思ったより面白かったです。いいもの見せて貰いました。TBSチャンネルさんにはドンドン映像出して欲しいですね。