今日はエレキギターの話。私のギターはブリッジとテールピースが一体型のものですが、弦の張力でブリッジが前傾してしまうのが難点。(下の画像参照)
そのせいか、部位によってはちょっと音詰まりする感じがあって、なんかいい方法がないかと悩んでFIXERのテールピースロックシステムを導入したのは前に書きました。これで前傾はほぼなくなったのですが、細かな弦高の調整ができなくなるのが難点。
というのも、台座の高さが2mm、4mm、5.5mmという3種類しかなく、低すぎると音がびびってしまうし、高すぎると弾きにくいということになります。それで、まずは一番高いのを装着してみたところちょっと高め。「まぁ低いよりはいいか。」と思ったのですが、5月に某セッションに持っていったところ、思ったより高くてテンションもきつくなった感じで全然ソロが弾けないの。(そもそも下手なのはおいといて…) 心なしか音もペンペンした感じで、「これはいかん」と。
それで今度は4mmを装着してみたところ、こんどはやや低め。音がビビる寸前という感じ。それでバンドにリハに持って行ったところ、そこそこ順調に弾けるもののチョ―キングした時に時々スルッと外れてしまったり。(そもそも下手なのは別にして…) できればもう0.5mmから1mmくらい上げられないかと。
「さて、どうしたものか」と思っていろいろ探した結果、見つけたのがワッシャー。ステンレス製で内径が合う物がホームセンターで入手できるので、それを間にかまして試してみることに。ただし、スペックによるとこれの厚みは1.5mm。ということは、4mmの台座プラス1.5mmのワッシャーで合計5.5mm。
って、結局同じじゃん!と思ったものの、実際見てみると厚みはそんなにないような気がして、まずは装着。まず前傾の方は、台座にワッシャーが乗っかって台座のみよりさらに改善されたように思います。下の画像の通りほぼまっすぐと。
そして、弦高の方はあら不思議でバッチリ合いました。心なしか、音抜けもよくなったような気がします。そりゃまぁいきなり1.5mm上げ下げすると弾き心地は変わりますよね。ちなみに、高い方が好きな人と低めが好きな人はいます。以前私のレスポールを知り合いが弾いたところ、「弦高…低っ!」と言ってたことがあるので、私が丁度いいと思うのは低めなのかもしれませんね。ということで、ギタリストの弦高調整は結構デリケートなもんだと。まぁ高いと速弾きできないのは弾く方の問題なんでしょうが。