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本当は怖い田村亮>ドラマ「下町ロケット」

2016年02月11日 | ドラマレビュー

 WOWOW版のドラマ「下町ロケット」見ました。こちらは2011年のものですからTBS版より4年ほど早かったわけです。見てみたら、すごくちゃんとしたドラマで見応えありました。何よりも、どのキャストもバッチリだったのですんなり入り込めます。

 やはり悪役というか帝国重工側がキッチリしてるので良いドラマになったのでしょう。渡部篤郎が板挟みになりながらも真摯に社長に訴えるところはグッときました。TBS版の吉川晃司はインパクトありましたが、ここは渡部篤郎の圧勝です。

 そして何より帝国重工の社長役の田村亮が最高。田村亮というと「どてらい男」のイメージから真面目だけどちょっと弱いというか、「俺たちの旅」でいうオメダ的な位置づけで見てしまうのですが、今回は迫力満点でした。この人のおかげで随分締まったドラマになったと思います。

 尺が違うので単純比較はできませんが、ドラマの出来としてはWOWOW版に軍配が上がりますね。TBS版はちょっとキャストを狙いすぎたかも。そのときは話題になるかもしれませんが、例えば10年くらい経ってあらためて見た時に「なんでこの人なの?」と違和感持ったりすることがあろうかと。例えば「幸せの黄色いハンカチ」のドラマ版の泉ピン子のように…。

 実は原作はそんなに印象に残ってなかったのですが、ドラマは結構面白かったと。とはいえ、どっちも保存版にするほではないですけど。