今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

餃子の製造中に

2008年01月31日 | ニュースに一言
「社長! こねておいた餃子のタネに虫がたかってます」
「そんなもん殺虫剤まいとけ。そしたら寄って来ないだろう」
「社長! 皮でくるんだ分をネズミがかじってます!」
「しょうがねえなぁ。それも殺虫剤たっぷりかけろ!」
「そんな事して大丈夫なんすか?」
「だってお前、食うときは焼くじゃねぇか。熱で飛ぶんだよ、これは」

 なんて感じでやってたんじゃないでしょうか? 「なぜそんなものが混入するのだ?」なんて真剣に考えるだけムダです。中国四千年の歴史をなめてはいけません。今回死者が出なかったのは幸いですが、被害者の人たちはかなり心理的な後遺症が残るでしょう。

 この事件では意外なことがいくつかあって、一つは中国の対応。てっきり「わが国の食品製造規格と検査体制は万全である。今回の件は日本国内で何者かが意図的に毒物を混入したものだ」というものだと思ってたら、案外対応が早いですね。まだ油断はできませんが、なにしろ北京五輪の年なので慎重なのでしょうか。

 もう一つ意外だったのは「また生協」ということ。生協の食品というと「安全に配慮した」というイメージが大きいのですが、前にミートホープ関連の製品でも名前が挙がってませんでしたっけ? うちでも昨年まで生協からいろいろ買ってたのですが、たいして安くもない冷凍食品を「厳選した食材」というような事で売ってたのだから、完全に神話は崩れました。

 あとはJTという会社があんなに冷凍食品をあれこれ扱ってたということ。あの会社があんな危険な食品を、と思ったのですが、そもそも「日本たばこ産業」だから昔から国民に毒物を与える会社だったという事ですか。

 なお、我が家は高校生がおりますので妻は毎日弁当を作っています。そういう家庭では必ずといっていいほど冷凍食品のお世話になってるわけで、念のため冷蔵庫をチェックしてみました。

 まぁ我が家では餃子といえばほとんど満州餃子しか買わないので(近所ですから)、あんな冷凍食品は買わないのですがJT製品がいくつか。どうも気持ち悪いので全部捨てました。該当製品はなかったのですが。

 今後中国製品なしで暮らす覚悟をせねばならないでしょうが、そうなると物価が上がると。きっと便乗値上げもあることでしょう。まったく暮らしにくい世の中です。