今日のひとネタ

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目くそ鼻くそ、もしくは胸毛わき毛

2006年02月09日 | 日記・雑記・ただの戯言
 フジテレビの「カスペ」でやってたアニメソングの番組をやっと見ました。ある年代以上を対象にしてるのならいいのですが、最近のアニメまで全部一緒にしてるのでついていけない部分もあり。もちろん「ワンピース」とかその辺。

 今回注目は岩崎良美。タッチが上位に入ってたので、ちゃんと本人が来て歌ってました。以前はこの歌をテレビで歌うことはあまりなかったようですが、最近は吹っ切れたのでしょうか。なんか髪型も普通に戻ってきたようですし。

 自分のアーティストとしての方向性はいろいろあるのでしょうが、流行歌手たるものファンが聞きたいと思ってる曲を歌ってもらわねば困ります。その点でアニメ歌手の人たちはたいしたもので、水木一郎とか堀江美都子とか佐々木功とか堂々としてて気持ちいいくらい。

 ところで、私はどうもガンダムに拒絶反応を示してしまうのですが、ガンダムがダメというよりはガンダムファンがだめなんですね。というのも、高校生の頃同じクラスにガンダムの話しかしないやつがいたため。それも二人も。

 そいつらがあんまりうるさいので「ケッ、ガキじゃあるめえし何がガンダムだよっ!」と思ったのがキッカケです。そういう話をしたら家族から「そういう自分も、ハクション大魔王とアクビちゃんの歌ばっかり聞いてるくせに!」とツッコミが入ってしまいました。いわゆる「目くそ鼻くそを笑う」とか「胸毛がわき毛を笑う」とか「チチ毛がヘソ毛を笑う」とかそういう世界でしょう。まぁいいです。

 私なんぞは、今さらオタクだの変人だのと言われてもなんともありませんので、まったく気にしません。(いえ、別に嬉しいわけでもないですが) そういう点で、かの極真カラテの故大山倍達氏はさすがにシャレてました。あるところで「大山はサーカスもどきの事で金を稼ぎ、おまけに裏で殺人の指示もしてる」とか陰口を叩かれたことがあったそうです。

 それに対してご本人は「まぁ私はアメリカでプロレスのリングに上がり、ビール瓶を割ったり試し割りをやったりしてたので、サーカスと言われても仕方ない。また、道場破りが来たときは『どてっ腹に風穴をあけてやれ!』なんて言ってたので、人殺しを指示していたと言われればまぁそうだろう。ただし…ハゲと言ったら許さん!」と言ったとか。私もそれくらい落ち着いていられればいいのですが。

 で、今回のようなアニメの番組を見るのは結構好きです。が、「ワンピース」とか新しいのは知らないし、「キン肉マン」とか「北斗の拳」も興味ないし、「アンパンマン」も「ドラえもん」も見ないし、「キャンディキャンディ」とか「ひみつのアッコちゃん」とか女の子向けのアニメも見ないし、何を楽しみに見てるんでしょうね。「紅三四郎」と「ハクション大魔王」と「じゃりんこチエ」と「ジャングル黒ベェ」と「ヤッターマン」だけのアニソン番組なんてないでしょうに。

 それにしても、「アニソン」と言いながら「仮面ライダー」とか「ゴレンジャー」が出てくるのは反則です。どうせなら、「光速エスパー」とか「アイアンキング」も出してくれればいいですのに。まぁ、今の若い人は知りはれへんやろなぁ。

(当時ココログに書いた記事をgooブログに移植しました。)