今日のひとネタ

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三拍子の男

2005年03月07日 | 日記・雑記・ただの戯言
 いわゆる「飲む、打つ、買う」とか「投げてよし、打ってよし、守ってよし」だったり「歌って、踊って、お芝居もできる」という事を要求されるので、男っちゅうのは大変ですね、という話ではありません。

 昨日「唐獅子牡丹」が歌えないようになったと書きましたが、真剣に考えたらちゃんと思い出しました。なぜ一瞬歌えなくなったかというと「“唐獅子牡丹”と“人生劇場”は非常によく似ている」という事によります。ウソだと思うなら試してみるがよろしい。

 自分で唐獅子牡丹を歌いながら、隣で誰かに人生劇場を歌ってもらえば、綺麗なハーモニーになるはずです。ポールマッカートニーがこれに影響されて「I've gotta feeling」を作ったというのも有名な話です。(信用するな!) いずれにしても、オレンジレンジのロコローションとシャンプーのトラブルがなんとなく似ている、なんていうレベルの話ではありません。

 さて、この唐獅子牡丹も人生劇場もリズムは三拍子であり、もう一つ付け加えると鶴田浩二の「傷だらけの人生」もそうです。あるいは村田英雄の「王将」もそうですよね。それを考えると「男の世界は三拍子である」というのが今日の結論です。

 作曲家でも三拍子をうまく使ってる人はおりまして、有名なところでは吉田拓郎がそう。ざっと挙げただけでも、シンシア、ビートルズが教えてくれた、外は白い雪の夜、ともだちんこ、などいろいろ。他にも何曲かあると思いますが、これまで作曲した曲の中で三拍子の占める割合は高い方ではないでしょうか? ま、吉田拓郎も大変男臭い人でありますので、「男は三拍子」という私の理論に合致してます。

 ただし、最初に書いたような三拍子を実践するのは、日常生活を送る上ではちときついかと。それら以外に“男”として重要視されるポイントはというと、唐獅子牡丹に学ぶとなると「義理と人情」という事になりますが、それでは一つ足りないのでもう一点追加すると「義理と人情とお中元」というセントルイスのギャグに行き着きます。男の世界も大変ですね。

 なお、私は「八分の六拍子」というリズムを見ると「約分くらいしろ!」と思うタイプですので、上記で三拍子として挙げた曲のなかには八分の六拍子の曲も入ってるかもしれません。男だから細かいこと気にしてないの。

 そういえば「ヒポクラテスたち」という映画では「目指すは投げて打って走れる医者や!」というセリフがあり、感動した記憶があります。まぁいろいろ書きましたが「伊藤咲子の乙女のワルツについて解説して下さい」という要望にはお答えできません。あしからず。