今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

前田日明の10、芸能音楽の50

2005年02月28日 | 日記・雑記・ただの戯言
 昨日アタック25の話を書いたら、今年最高のアクセスがありました。そんなにみんなあの番組に注目してるのでしょうか? しかしですよ、自作のネタを一所懸命考えた日より、「児玉清がまじめすぎてつまらん」とポロっと書いた方がアクセスが多いというのはたまらんですね。ですが、それを教訓として多分皆さんクイズ番組が好きなのだと勝手に解釈して、今日もクイズの話です。

 クイズ番組には、問題の難易度にランクをつけているものとそうでないものがあります。現在、難易度にランクをつけていると思われるものは、ミリオネアなんかがそうでしょう。(多分) 金額が上がるにつれて難しくなるという設定のようですから。昔のベルトクイズQ&Qではミリオンステージというのがありましたが、あれなんかも確かそうでした。

 クイズグランプリは、ジャンルごとのパネルに10点から50点まで点数がついていて、「文学歴史の10」よりは「文学歴史の50」の方が、難しい問題になってたと思います。(多分) 一方、クイズヘキサゴンでは、母集団の設定を特定した正解率で分けるという手法を用いてます。

 ただ、その難易度というのが曲者で、どういう問題が難しくてどういう問題が簡単かというのは人それぞれによって違います。たとえば、芸能音楽のジャンルで10点の問題として「森進一がレコード大賞を獲得した曲は?」というのを作り、50点の問題として「五木ひろしが最初にデビューした時の芸名は?」というのを作ったとします。が、これが五木ひろしの追っかけの人からすると50点の問題の方が簡単な事になりますから、そこが難しいと。

 それならばとジャンルを極端に限定し、たとえば前田日明をテーマに10~50点の問題を作ってみます。10点の問題は「新日本プロレスでのデビュー戦の相手は?」とか「イギリスでデビューした際のリングネームは?」とかになるでしょう。30点くらいだと「角川文庫から出版された自伝のタイトルは?」というあたりで、50点だと「リングスの第一回メガバトルトーナメントの三位決定戦で勝利した相手と決まり手は?」というあたりでしょうか。

 ちなみに、正解は順に「山本小鉄」「クイック・キック・リー」「パワー・オブ・ドリーム」「ヘルマン・レンティングに膝十字固めで勝利」という事になります。この辺りは、いっぱしの社会人であれば押さえておいて欲しいポイントですね。面白いのはイギリス遠征の時代で、彼の前に新日から派遣されていたレスラーが「ブルースリーのいとこ、サミーリー(タイガーマスクになる前の佐山聡)」だったため、その人気を受け継ぐ意味で「サミーリーの弟、クイック・キック・リー」としてデビューしたとか。

 それを考えると、ブルースリーのいとこが日本人だったり、佐山の弟が前田だったりしても、イギリス人はなんの疑問も持たなかったわけで、所詮東洋人のプロレスラーなんて猿回しの猿くらいの認識しかないのでしょう。(会田雄次の「アーロン収容所」を思い出してしまいます。) なお、この「ほんまに兄弟か?」と疑ってみる精神は重要であって「叶姉妹は本当の姉妹ではなくて、あれはユニット名らしい」とかいう話が出ることも当然といえば当然かと。(真相は知りませんが)

 ということで、不当表示やいい加減な広告の商品があれば、すぐJAROに通報すべし。是非賢い消費者になりましょう。それが今日の結論です。(おひ、話が変わってるぞ) そういえば、昔「カルトQ」というのもありましたね。見たかったなぁ。