2024/7/29 産経ニュース
「日台交流サミット」であいさつする全国日台友好議員協議会会長の藤田和秀名古屋市議=29日、台湾・台南市
日本と台湾の地方議員が交流する第10回の「日台交流サミット」が29日、台湾南部・台南市で開かれた。日本からは地方自治体の約50議会の議員や友好団体のメンバーなど430人以上が参加した。さまざまな分野での日台連携の促進を確認する「台南宣言」を採択した。
サミットは2015年以降、毎年開催されているが、台湾での実施は18年の高雄市以来2回目。訪台した議員数は18年の約300人を上回り、近年の良好な日台関係を印象付けた。台湾側からは100人以上の議員が参加した。
頼清徳総統もビデオメッセージを寄せ、自身は台南市長時代から同サミットに関わってきたと説明。今回日本から多くの議員が訪台したことは日台が互いを「重視」していることの表れだと述べ、日台友好を発展させていきたいと表明した。