2022/12/27 05:00 読売新聞オンライン
商売繁盛の神様、伏見稲荷大社(伏見区)で26日、本殿正面に大しめ縄を張る行事が営まれ、迎春準備を整えた=写真=。
長さ8メートル、直径20センチ、重さは約60キロで、約50本の稲穂の束が垂れている。南丹市美山町鶴ヶ岡地区の若手有志約10人で作るグループが製作し、奉納した。
神職ら約15人が神事の後、作業へ。ハシゴを本殿に立てかけて登り、しめ縄を丁寧に張り、ウラジロや 紙垂しで などを取り付けた。約50の摂末社、稲荷山にある約3000の塚などにもしめ縄を飾り付ける。
大社では分散参拝など感染対策を呼びかけており、中井浩志・ 権禰宜ごんねぎ は「すがすがしい気持ちで新年を迎え、参拝していただきたい」と話した。