05月15日 11時53分NHK
参照記事
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20210515/2010010502.html
京都三大祭りのひとつ、「葵祭」は、新型コロナウイルスの影響で去年に続き、呼び物の行列を中止するなど規模を縮小して行われました。
京都市左京区の下鴨神社と北区の上賀茂神社では、葵祭の関連行事、「社頭(しゃとう)の儀」が行われました。
儀式では、「勅使」と呼ばれる天皇のつかいが日本古来のことばで記された「御祭文(ごさいもん)」を読み上げて疫病退散などを祈願したあと、神職が御幣物(ごへいもつ)と呼ばれる供え物を本殿に奉納しました。
およそ1400年前に始まったとされる「葵祭」は、例年であれば祭りの主役、「斎王代(さいおうだい)」らが平安装束をまとって都大路を練り歩く呼び物の行列が行われますが、ことしは去年に続き、新型コロナウイルスの影響で中止になりました。