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京都・南禅寺エリアに「ふふ 京都」 全40室がスイートルーム

2021年05月12日 | 京都 ホテル・旅館

2021.05.12烏丸経済新聞
参照記事
https://karasuma.keizai.biz/headline/3617/








 「ふふ 京都」(京都市東山区南禅寺草川町、TEL 0570-0117-22)が4月26日、開業した。開発事業主はヒューリックホテルマネジメント(東京都中央区)で、運営はカトープレジャーグループ(東京都千代田区)。

「ふふ」は、2007(平成19)年の熱海から展開するシリーズで、各地域に合わせたコンセプトに合わせた建物やサービスを用意する。

同施設は地上4階建て、敷地面積は約2970平方メートル。元々料理旅館のあった土地に新築し元の庭園の植栽を再構成した庭を設けた。客室は全40室。各部屋にひのきの浴槽の温泉(運び湯)の風呂を設け、オリジナルのサンダルウッド(白檀)と桜の香りを使った香りのもてなしや、宇治・小山園の芽茶などのアメニティを用意した。

 館内にはレストラン、庭に離れ「八重一重(やえひとえ)」を設ける。離れでは芸妓(げいこ)さんや舞妓(まいこ)さん遊び(90分・10万円~)や、南禅寺管主の座禅体験(120分・5,000円~)などの体験を用意。夜にはバーの営業を行う。

 レストランは、庭を臨むカウンター26席と個室テーブルが28席。朝食に4段のお重の「福重膳(ふくえぜん)」、白味噌を使った「庵都汁(あんとじる)」を用意する。

 4月22日に行われた開業発表会で、ヒューリックの西浦三郎会長は「観光事業はコロナ禍が落ちついたら元も成長する事業になると考えている。既に多くの予約をいただいている。京都のナンバーワンリゾートホテルを目指したい」とあいさつした。

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