1カ月前ぐらいのNHKスペシャルで中国の大気汚染について放映していました。
2014年~2016年の間、反対運動をしている方や政府の対応を追った番組なのですが、知ってびっくり
「大気汚染の影響で毎年100万人が死んでいる」んだそうです。
年間100万人ですよ
昨日、おかげさま農場のスタッフとも話したのですが、年間100万人ですからね。異常ですよね。
「なんでこれほどのことなのに、世界中が騒がないんだろう?」と私は言ったのですが、そのスタッフもそれほど反応をしていませんでした。
この100万人という数字は、世界トップクラスの青華大学の調べで発表しているんです。
「年間100万人が大気汚染の影響で死んでいる」ということを、青華大学の名で発表するまで中国は変わったのか、また日本のメディアがこんなことを放映しても大丈夫になったのか、という驚きもありました。
青華大学といえば、中国の東大みたいなところです。
そこが発表しているという事ですが、別の番組で以前から効いていたのは、中央政府の中国共産党が「大気汚染が深刻しすぎて反乱がおきていて、このままだと瓦解しかねない」という危機感を強く持っているからだそうです。
今まではある意味、中国共産党の力で抑え込めてきた色々な問題が、もはや抑えきれないほどになってきたそうなんです。
「へ~」程度しか思っていませんでしたが、今回の番組を見て「そりゃそうだ、っていうかトンデモナイ状態じゃないか」と私は衝撃を受けたのです。
そもそも、国立の大学が発表している時点で、多少は数字を減らしているでしょうから、実態は年間200万人かもしれません。
普通は数字を低く発表しますからね。
日本の原発と同じで、「死因の直接の原因とはいえない」というのどこの政府もやることです。
つまり、中国はずっとそういったことで「大気汚染のせいではない」と言って来たわけです。
それが、もはやどうにも抑えきらないので、大学調べで発表した数字が「年間100万人が大気汚染が原因で死んでいる」ということなのです。
つまり、本当はもっといるわけですよね。
改めてですが、年間100万人ですよ
シリア難民も大変ですが、年間100万人が死亡している、ということは、AIDS、SARS、エボラ出血熱といった世界中に「危機的状況」といった病気や事故をはるかに超越している数字です。
年間100万人が難民になっているわけではなく、人口14億の中国とはいえ、そのうち、100万人が毎年死んでいるなんていうのは、シャレにならない。
これほどの人間が起こした環境汚染・人口災害は歴史上無かったわけです。
50~60年前の日本のチッソ、水俣などの風景はこんな感じだったんだろうな、という思うのですが、規模や数字が全く違うのです。
内政干渉となるし経済市場として大きい中国に対し、世界は騒がないのでしょうが、本来なら国連などが「人道的危機に瀕している状況」として、シリア以上に、あるいは北朝鮮の核開発以上の「地球規模の大問題」としなければいけない、と思うのは私だけでしょうか?
番組では、1人息子を亡くした母親や病気になる子供を持ちながら戦っている母親の姿を追っているのですが、その姿はどこの母も同じなんだ、ということを知らされます。
しかし、それ以上に「100万人」という数字を識者はどう考えているのでしょうか?
あり得ない数字ですよね。
繰り返しですが「年間100万人が大気汚染で死んでいる」という国が、日本の隣にあるんですよ。
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170205
2014年~2016年の間、反対運動をしている方や政府の対応を追った番組なのですが、知ってびっくり
「大気汚染の影響で毎年100万人が死んでいる」んだそうです。
年間100万人ですよ
昨日、おかげさま農場のスタッフとも話したのですが、年間100万人ですからね。異常ですよね。
「なんでこれほどのことなのに、世界中が騒がないんだろう?」と私は言ったのですが、そのスタッフもそれほど反応をしていませんでした。
この100万人という数字は、世界トップクラスの青華大学の調べで発表しているんです。
「年間100万人が大気汚染の影響で死んでいる」ということを、青華大学の名で発表するまで中国は変わったのか、また日本のメディアがこんなことを放映しても大丈夫になったのか、という驚きもありました。
青華大学といえば、中国の東大みたいなところです。
そこが発表しているという事ですが、別の番組で以前から効いていたのは、中央政府の中国共産党が「大気汚染が深刻しすぎて反乱がおきていて、このままだと瓦解しかねない」という危機感を強く持っているからだそうです。
今まではある意味、中国共産党の力で抑え込めてきた色々な問題が、もはや抑えきれないほどになってきたそうなんです。
「へ~」程度しか思っていませんでしたが、今回の番組を見て「そりゃそうだ、っていうかトンデモナイ状態じゃないか」と私は衝撃を受けたのです。
そもそも、国立の大学が発表している時点で、多少は数字を減らしているでしょうから、実態は年間200万人かもしれません。
普通は数字を低く発表しますからね。
日本の原発と同じで、「死因の直接の原因とはいえない」というのどこの政府もやることです。
つまり、中国はずっとそういったことで「大気汚染のせいではない」と言って来たわけです。
それが、もはやどうにも抑えきらないので、大学調べで発表した数字が「年間100万人が大気汚染が原因で死んでいる」ということなのです。
つまり、本当はもっといるわけですよね。
改めてですが、年間100万人ですよ
シリア難民も大変ですが、年間100万人が死亡している、ということは、AIDS、SARS、エボラ出血熱といった世界中に「危機的状況」といった病気や事故をはるかに超越している数字です。
年間100万人が難民になっているわけではなく、人口14億の中国とはいえ、そのうち、100万人が毎年死んでいるなんていうのは、シャレにならない。
これほどの人間が起こした環境汚染・人口災害は歴史上無かったわけです。
50~60年前の日本のチッソ、水俣などの風景はこんな感じだったんだろうな、という思うのですが、規模や数字が全く違うのです。
内政干渉となるし経済市場として大きい中国に対し、世界は騒がないのでしょうが、本来なら国連などが「人道的危機に瀕している状況」として、シリア以上に、あるいは北朝鮮の核開発以上の「地球規模の大問題」としなければいけない、と思うのは私だけでしょうか?
番組では、1人息子を亡くした母親や病気になる子供を持ちながら戦っている母親の姿を追っているのですが、その姿はどこの母も同じなんだ、ということを知らされます。
しかし、それ以上に「100万人」という数字を識者はどう考えているのでしょうか?
あり得ない数字ですよね。
繰り返しですが「年間100万人が大気汚染で死んでいる」という国が、日本の隣にあるんですよ。
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170205
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