半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

手作り味噌教室1日目 in成田 with神山さん

2011年12月17日 | 農的体験・生活
いよいよ、今年のメインイベント手作り味噌教室の開催です

初日の土曜日は、神崎町の神山酒店の店主、神山さんにご足労願って、成田公民館で開催です。

10時からスタートなのですが、一番大切なのは「大豆を煮ること」。なので、逆算で、8;30に集合し、9:00から大豆を炊き始めました。

2歳の次男も、がんばってお茶碗洗い。三角巾とエプロンが似合って可愛い


お兄ちゃんも弟も一緒にお手伝いをした後、お客さんが来るまでお絵描きで精神統一中



大豆を煮ている間に、発芽玄米麹と天然塩をセッティング。今回は麹が多く、大豆6.5kgに対して麹は9kg。塩は2.5kgです。



こちらはミンチの機械。大豆を煮る釜やこういった道具は全て神山さんのものをお借りしています。本当にありがたいお話しです



さて、10時ちょっと前からお客さんが集まり始めました。
前回の放射能勉強会の時もそうだったのですが、名簿では気づかなかったのですが、いざ顔を見ると、うちの奥さんのお友達だった、なんて人もいてびっくり

また、神山さんが丁寧に発芽玄米の栄養のこと、味噌、酒、醤油の麹の違いなどを事細かにご説明いただき、参加者のみなさんもフムフムと耳を傾けていました。

そして、まずは「塩切り」といって発芽玄米麹と天然塩を混ぜます。
麹に塩を混ぜることで発酵が止まるそうです。放っておくと麹はどんどん熱を持って発酵を続けてしまうのです。

そして、煮えた大豆をみんなで、パタパタ団扇で扇ぎながら冷まし、40℃以下にします。40℃以上だと麹が熱で死んでしまうからだそうです。

大豆が冷めたら、先ほどの塩きりした麹と混ぜ合わせます。ここで13%の種水を3ℓ入れてよく馴染むようにします。



それをみんなでミンチにかけます。神山さんのやり方では、ミンチを2回かけます。



この味噌を塩を底に降った容器に空気が入らないようにギュっギュっと詰め、表面にも塩を振り、更に空気に触れないようにラップを貼って完成です。


参加者の皆さんは、1kg~6kgと持ち帰る料は様々。残りの20kgほどは、我が家の来年用の味噌として樽に詰めました。おいしそう
来年の9~10月頃には食べれますよ~


さて、この間に奥さんがお昼ご飯を用意してくれました。昨日も夜中まで仕込みをして頑張った奥様のメニューはこちら

・具沢山のお味噌汁
・おむすび
・焼きネギの鉄火味噌ソース和え
・ネギ塩たれで合えたなます


どれも大好評

それもそのはず、どの材料も無農薬栽培の新鮮で美味しい野菜やお米で作られており、また奥さんの「鉄板レシピ」なので、野菜が激美味で食べれるものだからです

おむすびも、根本さんという若手農家さんの無農薬米なのですが、ガス釜で炊いたこともあわせて、無茶苦茶美味しい

今年一番美味しいご飯だったと思います。


子供用は、さつまいもとキノコの佃煮をあわせたもの。これも美味しい



みんなで美味しくご飯を食べながらお話をしていると、ある方は

「以前、栗源でお味噌を作ったことがあったけど、説明が少なくてただ作業をやるだけだったんですよ。今回は色々教えていただけて、本当に良かったです」

と言っていただけました。これも神山さんのおかげ


また、こういったイベントに初めて参加したパパさんも興味津々で参加して頂いて、お子様と一緒に体験が出来たことが良かった様子。

全体的に本当に良い雰囲気で終わり、本当に準備で苦労をしましたが、神山さんのお力をお借りできたこともあり、本当にやってよかった、と思いました


無事1日目が終わったということで、夜は奥さんと寺田本家の「醍醐のしずく」で乾杯!


明日は神崎で味噌作り教室ですが、今度はこうざき自然塾の鈴木さんがリードしてくれるので、少し今日よりは気が楽です。

明日も良いイベントになることを願います
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