半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

秋の畑仕事、一段落

2022年09月20日 | 農的体験・生活

台風、千葉県は大きな被害もそれほど聞こえてこず、通り過ぎました。

そんな中で、私も一応、無事に秋の畑仕事が一段落しました

秋の仕事は要するに夏野菜を片付けたら、種まきをきちんとやることです。

先週、ホウレン草と春菊の種まきをしましたが、1週間経って2回目の種まきをしました。

 

人参やホウレン草のように双葉が小さい野菜は初期生育が遅いわけです。種の発芽の力も弱いというか遅いため、最初が肝心です。野菜作りを始めた数年は、どうもホウレン草が上手に作れない

石灰が大事、phが大事、とか聞いていたのですが、結局やってみてわかったのは地力が無いと育たない、ということだったのです。

玉ネギ、ホウレン草などは土の力、つまり土が肥えていないと育たず途中で枯れてしまうわけです。例えば、夏野菜のナスもあまり私は上手く育てられないのですが、今年は堆肥をたっぷり入れた所にやったら、ボチボチできました。で、農家さんに聞いたら「葉物の大体1.5倍の元肥は入れるよ」と聞いてびっくりしたのです

堆肥、あるいは肥料などが1.5倍というのは尋常じゃ無いと私は思ってしまったのですが、まあ、それほど肥料分が必要なんですね。

で、玉ネギとホウレン草は何年もかけて「地力の問題だな」とわかったのですが、ホウレン草は種の蒔き時が肝心です。8月中だと暑すぎて発芽しません。かといって9月下旬だと発芽して本葉が出て来た頃には10月で気温も低くなり、肝心の生育がおっつかないのです。

ということで、9月上中旬が種まきの適期なのですが、去年は豊作だったものの、9月10日前に蒔いた物は、3割ぐらいが虫食いになってしまい、2作目が適当だったのです。

この経験を踏まえ、今年は9月13日蒔き、そして20日蒔きとしました

何事も経験、お勉強ですね~

また、大根も蒔きました。これは在来種の宮重青首大根というやつで、愛知の方が原産の青首大根の原種のようなものです。青首なのですが細長く沢庵に適しています。これで昨年は良い沢庵が出来たんですよ~

大根などアブラナ科、農家さんによっては「大根はバカだからな」と言う人もいますが、土質を余り気にせず、どんなところでもグングン大きく育ちます。逆に生育が早いので、9月上旬は虫食いはもちろんあっと言う間に大きくなってしまうので、私は半ば頃からで十分と考えています。

大根は農家さんからドンドン回ってくるので、自家用を作ると消費しきれいないので、基本的には沢庵用で、たまに農家さんから回ってこない時にはお料理用として使うぐらいです。

 

こんな感じで種まきがほぼ終了したので、あとは手入れや収穫ですね。

まず。8月頭に蒔いた黒田五寸人参がボチボチ育ってきたので、間引きをしました。

こちらはサツマイモ。隣の農家さんも言っていましたが、「こんなに葉っぱが食われた年は無いよ」という程、葉っぱが食われています。何か気候条件がサツマイモの葉っぱを食う芋虫にぴったりきたんでしょうね。

こちらは秋ナス。あまり放置しておくと石ナスになってしまうので、早めに収穫しています。あまり多く実らせず、今月ぐらいで収穫を終えるよう、脇芽などは全部カットして、株の負担を減らしながら、最後の収穫を楽しんでいます

こちらはニラの花。ニラは毎年株分けをして増やしていたのですが、増えすぎて手に負えなくなったので、収穫ゾーンを決めて、あとの古株は放置しています。花はきれいですよね~

最後にアスパラちゃん。

今年の春に植えたので、春アスパラは収穫しなかったのですが、秋にバカみたいにモサモサ出てきています

ちょっと密なぐらいなのですが、ここにピークを迎えています。本当は1年目の秋は収穫をせず翌年の栄養を溜めてもらいたいのですが、生えすぎているので間引きも兼ねて収穫しています

まあ、こんな感じで秋仕事は一段落。あとはちょこっと生えてきた草を刈り、ホウレン草や春菊の間引きをして、小松菜を蒔いて、という感じですね。

台風が過ぎたらすっかり気温が下がり冷え込んできました。秋ですね~

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