今週の「朝採り野菜ボックス」のお手紙です
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昨日は中3次男の中学校で進路説明会がありました。長男の時に1度聞いた内容なので、何だか懐かしい感じでした。昨年は私立ブームで卒業生の1/3が私立に行ったそうですが、公立も少子化で募集人数を減らしてきているので倍率は少し戻ってきているようです。
私は子供は天才と思って小さい頃から接してきているのと、部活終わるまでそんなにやらないでいいんじゃない、と思っていましたが、長男の時はちょっと大変だったので、次男には「今度のテスト、ちょっと本気でやってみたら?」と言っておきました
さて、5月ももうすぐ終わりです。農の世界においては4~5月は1年のピークで駆け抜けるように過ぎていく時期です。3~4月は植物が萌える時期で5月は植え付け時期。そのため種蒔きをして育苗をしながら植え付ける畑の準備を同時に行わなければいけない気ぜわしい時期なのです。
私で言えば、パクチー、ゴボウ、オカヒジキ、インゲン、枝豆は直播き、カボチャ、キュウリ、白瓜、小玉スイカなどウリ科は育苗して、サツマイモ、ミニトマト、ピーマン、ゴーヤは苗を買ってきて植えました。また、畝間にはリビングマルチといって麦を播くことで、他の雑草を抑えると同時に根が土を耕してくれ、かつ気温が上がると枯れてカボチャ達のベッドにもなってくれる、という1石3鳥の手法も取り入れています
ただ、今年は悪天候の日も多く、特に5月の最初の土曜日は瞬間最大風速が20mを超すほどだったので、植えたばかりの苗たちはボロボロになり、特にカボチャは4割ほどがひきちぎられてしまいました。
泣いてばかりもいられないので蒔き直し、植え直しをしましたが、まあ、そんなことをしつつ、田植え教室を6連発行い、かつ、スナップエンドウはコツコツ週に10kg以上穫れるので、ほぼ毎日車で30分の畑に通っていました。そんなハードな時期でしたが、種蒔きも残すところはオクラと空心菜のみとなり、スナップエンドウも終わりが近づいてきたので一段落、という感じです。
また、英語の寺子屋の新規が始まりましたが、何事も最初が大事なので、今は1回あたり3時間ぐらいは準備に当てています。最初は2人だったのが先週突如3人目が加入し、急遽プログラムを組み直したのですが、すぐに追いついてくれたので、一安心
毎週、コツコツと積み上げながら、「魔の3単現のS(動詞の後にsをつけるというやつ)」をクリアー出来るようトレーニングを積んでもらっています
そういえば英語では曜日の前に何故onをつけるのか調べてみたら、曜日と行動がセットでぴたりとくっついているイメージだからonなんだそうです。昔の日本人には曜日という感覚は無く、5月はひたすら苗を植えたり畑の草を取ったりで、1週間という概念や日曜日は休むという発想もありませんでした。自然相手には毎日仕事があったので、田植え前や盆など「時節毎」に行事休みをしていました。それが西洋と同じ「曜日毎」になったのは明治からだそうです。
私も農の仕事をしているので(土)(日)はあまり関係無く、たまに「今日は何曜日だっけ?」となることがあります。それは曜日ではなく「苗を植える時期」といったように、時節単位の生活をしているからなんでしょうね