半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

6月ももう少しで終わり

2014年06月26日 | 自分の時間
6月ももう少しで終わりですね。

5月、6月と体調を崩したことや農村体験教室への参加者がたくさんあったこともあり、ただただ、やりきるだけで走り抜けて6月も終わり、という感じです。

28日(土)、29日(日)とまた2日連続で教室はありますけどね


会社を辞めてから、つまり自営業になってから3年目ですが、本を読んだり、考えたり、日々の日常の中に生きる意味を見つけたり。

タイムマネージメントとか、目標を設定しそのためにタスクや時間を管理していくという生き方、考え方、そういったものとは間逆の生き方をしてきました。

自分のワクワクが全てのソース(源)であり、そこに耳を傾け、ご縁に感謝をし、流れに意識を向けながら生きていくこと。

サティシュ・クマールの言う「週3回のパートタイムジョブでいいじゃないか、週4日は俳句を読み、ダンスをし、語らい、今を生きよう」という考え方にも合致しているし、日々、日常が幸せだということを感じながら生きてきました。


ただ、この2ヶ月は、本当に余裕が無かったな~

本を読む時間、早朝のお散歩タイム、早朝のアイディアノートタイムなど、全く取れませんでした


忙しいというよりは、どちらかというと体調を考えて「無理をしない」ということを言い聞かせてやっているので、特に畑仕事がなかなか進まないのが一番ネックだった気がします。


私は5年ほど50坪ほどの畑をやってきたのですが、機械を使わずマルチなどの製品なども使わず、ひたすら人力だけで管理してきました。

それは純粋に楽しかったからなのですが、いつしか知識としても「エネルギー投下量<収穫物のエネルギー」にもなっているんだということも考えるようになりました。

今の農業は機械ありきで、トラクターを動かすと、そのトラクターを作ったエネルギー、トラクターを動かしている燃料のエネルギー、また肥料を製造し輸送するときのエネルギーなど、色々合計すると、収穫物のエネルギーより多くなってしまうことがあるのです。

そして今の世の中は、むしろ作るときより輸送のエネルギーが莫大なので、「収穫物のエネルギー<栽培から食卓まで届けるエネルギー」になっていますから、今の状態は永遠に続くことは絶対にないといわれています。

エネルギー収支が合わないから。


だから、人力だけのエネルギーで畑をやるのは意味があるとも思い始めました。


しかし、さすがに今年は体が言うことを利かないので、初めてマルチを使ってみました。


また、基本的に自分では無理をしているとは思っていませんが、他人からは「頑張り屋」と見られるぐらい、ストイックな方でした。
そして畑仕事が素人よりは出来るという自負があったのもあって、昨年までは朝6時~夕方6時まで真夏に草刈、なんてのも出来ていました。

でも、今年はそういうことが出来ない。

だから、「そろそろ体を無理しない仕事の仕方をしなさい」と言われているのかもしれません。


明日は菜種の脱穀、明後日は田んぼと畑の耕育教室、明後日は食と命の教室。

そのための準備も明日には終わらせる必要があります。


ボチボチやりながら、少しずつ仕事の仕方を整えて、キャリアや年にあわしたスタイルに変えていきたいな~と思います
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