半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

アースカラーな人々!

2011年08月21日 | 素敵な空間・イベント
ちょど1週間前の日曜日、ひょっこり農場の渡邉さん(→ブログはこちら)のメールに書いてあった「アースカラー」という企業を知りました。(→アースカラーを知ったときのブログ

そして、急遽、その1週間後の昨日、今日と、地元で開催される農業実地研修にボランティアとして参加させてもらいました。

良かったっす。


ちょうど、2~3年前、農に目覚め、色々なところに出かけ、色々な人と知り合い、情報に触れていたあの頃。
そして、2~3年たった今、「時代の潮流」に少し触れる事が出来ました。


まず、今回の研修の参加者である30~40代。
このまま仕事をしていても給与が上がるわけではなく、給与以外の生活の豊かさを求めて、色々な世代が地方に移り住みたい、という世代です。

基本的には、30~40代は、20代、50代よりも移住希望が少ないのは「妻子持ち」「企業で仕事のリーダーとなっている」という理由があると思うのですが、まだ結婚をされていない(と思われる)今回の研修の参加者は、「このまま企業で働いても、、、」という思いが強く、田舎で農家になる、ということを本気で検討している、、、という実感を持ちました。

また、運営側のアースカラーの田久保さん、田舎日記のすっしーさん。
20代~30代前半の世代ですが、「エネルギーに溢れている」んです

農村を活性化していきたい、
お世話になっている地域や農家さんの役に立ちたい、
こういった農に触れる生活を広げて生きたい、

という思いが、強い熱いPassion

私の前職のこの世代は、確か「ホリエモン」に影響を受けている世代で、最初から「起業」「独立」という意識を持っている人材が多かった記憶があります。
つまり、目的意識があって会社に入ったり、あるいは、目的を見つけるための情報収集&経験を積むための期間として会社に入ったり、という感じでした。

そして、田久保さんも、すっしーさんも、同級生の誘いに応じて農村に移住し、農村ビジネスを四苦八苦しながらもエネルギーを満ち溢れさせながら活動しているのです。


いずれにしろ、多くの世代が「今とは違う生き方を」求めており、それが「企業内で出世する」とか、「キャリアを積んで転職する」「お金儲けする」などだけでなく、「NPO立ち上げ」「ふるさと回帰」「仲間で社会的意義がある事業をやる」みたいな選択肢も持つようになってきている、ますます加速している、という思いを持つようになりました。

私の義理の弟(プチ起業家)が、この前
「年上の社長は、仕事をするときは、売上目標や収益目標、投資や回収期間など、商売になるのか?を考えてから始める。でも、自分と同じ世代は、飲みながら『へ~、それおもしろそうだね。やってみようか!』っていうノリで始めちゃうんですよ。年上の社長さんから聞いたら、お遊びみたい、と思われるかもしれないような仕事の仕方なんですよね」
と言っていました。

それは、感覚的にわかります。
「やる意義」があれば、やる。それが「ワクワクすること」なら、やる。「仲間が賛同」してくれそうなら、やる。
そういった「柔軟性」「即断力」「協力を求められる友人、先輩、後輩などのネットワーク」が、上の世代とは段違いなんですよね。

そういった世代の熱い人たちと接点を持てたことは、本当にありがたいことで、幸運だったと思います。感謝!

農の世界も、色々な潮流がおきています。

農の世界の色々な流れを把握しつつ、自分のマーケットポジションを考えながら、出来ること、そして価値がある道を作って生きたいと思います。



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