半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

暑い中がんばっている農家さん。農薬を使っても使わなくても尊い汗

2010年07月01日 | 農的体験・生活
 やたら蒸し暑い日が続きますね まあ梅雨だから仕方ないか。。。

 さて、毎日の通勤で使っている道路の脇は畑がたっくさん広がっています。この時期、一番多いのは「さつまいも」です。北総台地、特に多古町や栗源の辺りはさつまいもで有名です。

 で、ここ最近、ほぼ毎日、農家のおじちゃん、おばちゃんが、暑い中、頑張って背中に噴霧器を背負って畝の間に除草剤をしゅっしゅと手を一生懸命動かして撒いているんですよね~。。。
 
 一般的には農薬は身体に良くない、と言いますが、実際、農薬を撒いているおじちゃん、おばちゃんは本当に汗だくで大変なんです。
 一方、落花生畑で、1つ1つの雑草を手で取り除いて袋に詰めている几帳面なおばあちゃんもいます。こちらは自給用で作っているのでしょう。


 どっちがどうではなく、60、70歳の農家のおじちゃん、おばちゃんが、一生懸命ムシムシするこの季節で、汗だくで働いています。

 さつまいもダイエットみたいのがはやったり、大和芋は健康に良い、というイメージがありますが、こういった芋類は、土壌消毒のオンパレードで、虫がほとんど住まない土になってしまっているところが多いのです。

 よく「大和芋が一番ひどいよね。絶対食えない」と有機農家さんは言います。DTという殺菌剤など、連作障害を防ぐために、土中の微生物も含め、全部殺菌してしまうのです。その農薬の匂いがぷんぷんする、と言います。


 この話を聞いて、売っている大和芋って、そんなにひどいんだ。。。と思ったりします。

 一方で、最近の農薬の規制、法律、基準は大変厳しいもので、日本の水準は世界トップレベルの管理といいます。
 
 聞いている限り、カップヌードルやコンビニでお菓子を食べている生活をしている家庭よりも、普通にスーパーで売っている野菜の方が安全、と思ってしまいます。

 それにしても、農薬が悪い、とか、農薬を使っている農家さんがどうだ、、、とかではなく、使っても使っていなくても、立っているだけで汗だくになってしまうこの季節に、畑で毎日汗を流しながら頑張っている方々を尊敬します。ほんと、そう思います。
コメント
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