インターネットユーチューブで日本学術会議の野党合同ヒアリングを見るとちょっと深刻な感想が湧いてくる。
菅総理は法に基づいて適切に任命を拒否したと言われる。しかしどの法に基づいてどう適切かをきちんと説明されない。総合的俯瞰的というのは煙幕で、気に入らないという意味に取れる。国の予算を使っているから総理大臣に一定の監督権があると言われる。それは確かだが、法の定める範囲内でのことだ。恐れながら、選挙で選ばれた国会議員に選ばれたから法を破ってよいということは絶対になく、逆に法を遵守して国民全てが個人として尊重され生命自由幸福を追求できるように働くことを求められていると申し上げたい。ちなみに学術会議の予算は安倍のマスクの十分の一以下で大半は職員の費用に充てられ、会員の会議には水も出ず決して厚遇されているわけではないと聞く。
日本学術会議のありようにはいくつか問題が出てきているようだが、それとこれとは全く別問題で、慌てて突然今すぐ緊急に取り組む必要のある問題とは思われません。安倍政権と同じように問題から目を逸らさせ。真摯とか俯瞰などという難しい言葉でまやかそうとしているように見える。そんな手法は引き継がないようお願いしたい。
勿論、携帯電話の値段を下げること、縦割りの弊害を減らすこと、役所業務のデジタル化を推進することには大賛成ですが、総理大臣には総合的俯瞰的なお仕事をお願いしたい。
が、当たり前のことですよね。当たり前に拍手するなんて、どれほど世の中おかしくなってるかってことですよね。そして、正論なんて踏み潰すのは簡単って絶対に思ってますよ。これまでの経験から。
この件に限らず、たくさんの人々のいろいろな意見に耳を傾けないということは、これからの進歩・発展の可能性の芽を摘んでしまっていると言えると思います。
賛成、反対はともかく、まず謙虚に相手のお話を聞くことが必要、かつ大切なことだろうと考えます。
仰せの通りまず謙虚に相手の話を聞くことが必要、大切と存じます。
コメントありがとうございます。