駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

手順前後では問題は解けない

2012年07月24日 | 人物、男

  

 野田首相が碁や将棋を嗜まれるかどうか知らないが、今回の母校早稲田での講演の一部を聞いたところではレトリックは得意でも碁や将棋は苦手と見た。順番に囚われるのは間違いだそうだが、手順前後があっては碁も将棋も全く結果が変わってしまう。正しい手順を踏まなければ勝利を手にすることは出来ない。別に碁や将棋でなくても難問は手順に前後があっては解くことが出来ない。手順にはやはり大切な意味がある。  

 人間のやることだから手順前後を後から辻褄を合わせて済ますことはあるが、それは次善や言い訳が許容される世界のことだ。 

 最近のマスコミは風向きが変わったようで、首相に厳しい論調もあるがへこたれない。どうも泥鰌首相は打たれると力が出るMの要素があるようだ。後見人?の藤井爺の諌言をしょうがないと受け流す所にも打たれ強さが出ているようだ。思えば打たれ弱い人から、打たれ切れる人を経て打たれ強い人に辿りついたらしい。Sの派手さはないがMも要警戒だ。どちらにしても、病的に暴走されては困る。電気泥鰌かもしれない、行き過ぎた刺激を与えて放電させないようにマスコミにはお願いしておこう。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 逆算の陥穽 | トップ | イチローニューヨーク »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

人物、男」カテゴリの最新記事