今朝は寒くてポケットに手を入れて歩いた。頬と耳が冷たかったが北国の人ならなんだこれくらいだろう。
二酸化炭素排出を削減するには、どうすれば良いか。これを阻む二つの壁がある。人間の心と頭脳だ。それは少ないエネルギー消費を受け入れられるかということと、二酸化炭素を排出しないエネルギー産出方法の開発ができるかという二つだ。
中々一度憶えた贅沢は止められない忘れられない、たとえ九割の人がそれを受け入れても一割の人が贅沢三昧に耽れば、折角の努力も水の泡だろう。科学技術が進歩しているが、それでも高々十年そこらで二酸化炭素を固定あるいは排出しないエネルギー産出技術を生み出すのは難しそうだ。そうした能力のある人はどう多く見積もっても0.1%程度で、自分の脳味噌を棚に上げて勝手に我が国は科学技術が優れているなどと威張るような人が蔓延っている国では難しそうだ。
宮沢賢治を持ち出して筋違いかも知れないが、質素な生活が自然に身につく教育と科学少年少女が伸びる教育が第一歩だろう。仁王様の萩生田文科大臣が適材適所とは思われないが、首相と二人で政策にも知恵を絞っていただきたい。人口減少は実は少数精鋭(弱者を排除しない)への絶好機と申し上げる。