駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

安陪橋下会談の中身?

2015年09月08日 | 政治経済

 

                      

 何という天気だろう。今朝の雨は土砂降りで肩と裾が濡れてしまった。干ばつの地域にこの雨を送れたらと思うのだが、月に人を送れても何万トンの水をカルフォル二アへ届けることは出来ない。

 六月に橋下大阪市長は安陪首相と三時間に及ぶ会談をしている。松井大阪府知事管官房長官も同席している。共に腹心の同志を伴なった首相と野党?維新の会の最高顧問とが、三時間という異例の長時間、一体何を話し合ったのだろう。恐らく、ここに来ての一連の橋下氏の動きはその時からの予定の行動だったのだろうと思われる。

 既に明らかにされているように安保法案は一年以上前の安倍首相の訪米時点で筋書きが出来ていたのだ。審議は形式的な手続きと見なしていたようで、女性と子供救出と言えば通ると思っていた節もある。論戦では手こずっているが、安倍首相自身が明言しているように、最後は議員数で押し切るシナリオが出来ている。何とか時間をやり過ごし、九月半ばになれば審議の内容などに関係なく十分に時間を掛けたという主張を用意している。

 おそらく圧倒的な議員数を背景に首相に就任した時点で、この千載一遇の機会に自分の野望を実現するシナリオが脳裏に浮かんだのだろうと思われる。権力を臆せず使いこなし、恵まれた容姿と声に巧みな弁舌と戦略でここまで漕ぎ着けた。経済第一は表看板で内心では安倍的日本の実現が第一なのだろうと思う。安部的日本は橋下式日本と近いので、三時間に及ぶ会談が可能だったと推定する。

 この想像は当たらずとも遠からずだと思う。唯、細部と正確な全体像は分からない。民意を汲み上げたものとは違うようだ。

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