ホテルや旅館のフロントでは客の履物に注意すると聞いたことがある。
韓国の尹錫悦 新大統領が一張羅の靴を履いていたら、バイデン大統領が目ざとく気が付き褒めたという。一方、四国の旅の途中歩きやすい靴と軽装だった川本三郎さんは満員のはずはない高級旅館で満員と断られたという。満員のはずはないと温厚な川本さんが声を荒げてもけんもほろろに一蹴された書いておられる。
今でもそうかどうかは分からないが、靴で人品だけでなく懐具合も推定するのが不意の客に対応する宿の心得と言うわけだ。
外交では履き物を含めた服装と料理は今でも決して外してはならないものだろうと想像する。果たしてバイデン大統領を岸田首相はどんな靴を履いてどんなご馳走の晩餐会でおもてなしをしたのだろう。靴はどうか、晩さん会ではどうも遅れを取ったのではないか、ちょっと気がかりだ。