高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ソバナ

2011-08-18 00:44:40 | 山野草
高尾ではツリガネニンジン(釣鐘人参)に会うことは多いが、ソバナ(岨菜)に会う機会が少なく、今回が初の登場である。
漢字では蕎麦菜かと思ったら岨菜で、岨は切り立った崖とのことである。かなりたくさん生えていて、花の色も青から白まで多彩であった。


(花は三角錐状の鐘形で、ツリガネニンジンの釣鐘形とは異なる)

 
(下側から撮影)


(少数だが白色の株も観察された)

岨菜/キキョウ科/ツリガネニンジン属。
山地に生えるキキョウ科の多年草。
茎は高さ0.5~1mで、ときに上部で分岐する。葉は互生し、長い柄があり卵形または広披針形で、縁に粗い鋸歯がある。花は茎頂にまばらな円錐花序で垂れ下がる。
花冠は淡青紫色で、先端が広がった鐘形である。
名前の由来:岨(切り立った崖)に生え、若芽が食用になるとか、葉がソバ(蕎麦)ににているからとか言われる。
花期:8~9月。
(高尾)
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