この季節に多摩丘陵を歩くと、光沢のある葉に囲まれて赤いヤブツバキが咲いている。大規模な宅地開発がすぐ近くまで迫っており、消滅するのも時間の問題である。
藪椿/ツバキ科/ツバキ属。
山地に生える常緑の小高木。
葉の表面は光沢があり、葉は単葉で互生し、葉の縁には細かい鋸歯がある。
丘陵の自生種で、山本周五郎の「五弁の椿」と同じ五弁の花を咲かせている。
花期12~4月。
(多摩丘陵)
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山地に生える常緑の小高木。
葉の表面は光沢があり、葉は単葉で互生し、葉の縁には細かい鋸歯がある。
丘陵の自生種で、山本周五郎の「五弁の椿」と同じ五弁の花を咲かせている。
花期12~4月。
(多摩丘陵)
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ツバキといえばヤブツバキだったのでしょうが、雪国でユキツバキが見つかり、またその中間のユキバタツバキも発見されました。
子供の頃、新潟県の花がユキツバキと知り、別種かと思いましたら、いつも見ていたツバキのことでした。
田舎から持ってきた寅太の庭のユキツバキは、蕾が大きくなっていますが、白い八重咲きの園芸種です。
日本にはヤブツバキとユキツバキがツバキの代表的な品種で、雪国で見たのはユキツバキです。
見分け方は、花の開き方、おしべの形、葉の厚さなどいろいろあるようです。
ヤブツバキとユキツバキそしてサザンカと交配した園芸種がたくさんあり、見ただけで分類できれば学者です。
子供の頃に採ったツバキは、細くて横に広がっていた。これもユキツバキの特徴です。