高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

マツグミ

2018-07-20 20:48:37 | 樹木
この季節にモミなどの針葉樹の下を通ると、マツグミ(松茱萸)の細長い赤い花が落ちてることがある。
ヤドリギ(宿木)は落葉樹に寄生するので落葉樹の葉が落ちると目立つが、マツグミは高い常緑樹に寄生するので、下からではなかなか見つからない。


(マツグミの花)

 
(針葉樹に寄生し、花の先端は4裂し反り返る)

 
(1ヶ月前の果実と開花直前)

松茱萸/オオバヤドリギ科/マツグミ属
針葉樹に半寄生性の常緑低木。
マツ、モミ、ツガなどの針葉樹に寄生。葉は樹皮は薄く剥け滑らかで茶褐色。葉は倒披針形で全縁で対生。枝の脇に短い集散花序を出し、数個の花をつける。花は筒状で赤く先端は4裂し反り返る。果実は液果で翌年の春に赤く熟し、白色の種子を1個生じる。
名前の由来:マツに寄生し果実がグミに似ていることからこの名が付いた。
花期:7~8月
(高尾山)
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