高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

2013年春の放浪記(その7)栃尾城②

2013-05-30 06:49:58 | 歴史
(つづき)
先ほどまで小雨が降りもやがかかっていましたが、栃尾城跡からの眺めは見事でした。見下ろす下に栃尾市街、謙信公ゆかりの秋葉神社も見えます。目を遠くにやれば、中央の雪を抱いた大きな山は粟ヶ岳、右の高い山が守門岳です。守門岳の左手の三角に尖った山は番谷山で、この手前の下田村(現三条市下田)から会津に抜ける八十里越えの難所です。
戊申戦争では傷ついた河井継之助と長岡藩士が山を越えるのに難儀をしましたが、6月にはピンク色のヒメサユリが咲く名所です。
(参考:吉ヶ平から八十里越へ


(栃尾城跡)

 
(本丸跡からの展望、番谷山の奥が八十里越)

 
(中央が秋葉神社、拡大しますと手前に謙信公の後姿が見えます)


(以前撮った謙信公の像)

 
(二の丸跡と二の丸の祠)

 
(本丸と二の丸の間で見たシャガとホオノキ)

 
(ピンク色の花はオオイワカガミとタニウツギ)


(日本海側でみられる黄色のウゴツクバネウツギ)

 
(中の丸と空堀跡)

 
(松の丸跡と狼煙台詰廓跡)

 
(ガマズミとトチノキ)

 
(戻った駐車場近くにウワミズザクラとミズバショウ)


(新榎トンネルの近くから棚田と守門岳を振り返る)

次に機会がありましたら、諏訪神社の大手口から栃尾城に登りたいと思います。
(栃尾城)

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6 コメント

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Unknown (信徳)
2013-05-30 08:29:16
黄金のツクバネウツギ、オオイワカガミが綺麗です。傷ついた河井継之助は八十里越、ヒメサユリに癒されながら越えたのでしょうか?友人のOさんから共通の友人Kさんが八十里越を断行し遭難しヘリに救助されたと聞きました。とても怖い八十里越ですね。
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山を止めた山男 (寅太)
2013-05-30 09:28:00
信徳さん、おhしょうございます。
河井継之助が八十里越をしたのは、旧暦の8月ですから
新暦では秋でしょうね。
従ってイメサユリは終わっていたと思います。
私も八十里で遭難騒ぎがあったのを聞きました。
でも携帯が繋がり、自力で下山したとのことでした。
連絡がとれた後でヘリは飛んでいたようです。
山を甘く見てはいけません。
ここだけの話ですが、その人は地元では時の人となり、
帰省もできないで山も止めたと聞きました。
今頃どうしているんでしょうね。
返信する
Unknown (sakurasou)
2013-05-30 10:42:34
綺麗なピンクのオオイワカガミ、タニウツギ、癒されますね。
私は高尾に咲くツクバネウツギしか知りませんが、ウゴツクバネウツギは少し強面のようです。

山男を山から遠ざけるとは・・・八十里越は怖い場所なのですね。
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羽後は山形ですね (寅太)
2013-05-30 17:46:14
sakurasouさん、こんにちは。
最初はツクバネウツギだと思っていたんですよ。
でもよく見るとだいぶ違うようで、あちらの本で調べました。
羽後ですから山形県ですね。
これからも山を甘く見ないで、楽しみましょう。
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栃尾と八十里越♪ (腰元おK)
2013-05-30 19:30:18
栃尾城は思ったより楽に登れる城だったんですね~
地元に詳しい方々がいらっしゃると良いことが多いですね!!
長年行ってみたい場所でしたが、中越に行って車で移動するとどうしても先に海沿いに行ってしまい
栃尾城は時間がなくて断念していました。
八十里越は今は車で行けば割りと楽なルートですが…
昔の道を散策するには少し季節が早いようですね~
返信する
八十里越こし抜け武士の越す峠 (寅太)
2013-05-31 06:23:25
腰元おKさま、おはようございます。
栃尾に城取りに行ったのは寅一人ではなく、おKさまと
一緒でしたね。
お籠でなく歩かせて、すみませんでした。
今度は時間をたっぷりとって、搦め手ではなく大手口から
攻めましょう。
長岡勢が越えたのは秋の初めでしょうが、春は水芭蕉も
綺麗ですよ。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~jigenji/mizubasyo.htm
八十里越は道がよくないので一日では無理で、寅は
3回に分けて走破しました。
また行きたいですね。
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