高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
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阿房宮

2011-11-29 08:02:17 | 山野草
千葉の親戚から、黄色の食用菊「阿房宮(あぼうきゅう)」が送られてきた。前回は紫色の「もってのほか」であった。
ここで食用菊を整理すると、山形県を中心にした紫色の「もってのほか」(「延命楽」や「おもいのほか」などともいう)と、青森県などの黄色の「阿房宮」が代表的な種類である。
阿房宮は秦の始皇帝が、渭水(いすい)の南の阿房に建てた宮殿である(始皇帝の死で完成を見なかった)。新潟では「もってのほか」を「かきのもと」と呼び、紫色が主流である。


(黄色の食用菊「阿房宮」)

 

阿房宮/キク科/キク属。
食用に栽培されるキク科の多年草。
名前の由来:秦の始皇帝が建てた宮殿に因み名前が付いた。
花期:10~11月。
(東京都薬用植物園)
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コメント (4)
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