高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

モウセンゴケ

2011-09-27 05:05:04 | 山野草
モウセン(毛氈)とは難しい言葉であるが、獣毛をフェルト化した敷物の一種である。戊辰戦争で会津藩が敗れたとき、緋毛氈の上で降伏の儀式が行われ、藩士はこの日を忘れないように、緋毛氈を小片に刻み持ち帰ったといわれる。
草津白根山の弓池は、白根山の火口湖の一つであるが、モウセンゴケ(毛氈苔)などの湿性植物が生えていた。


(毛氈のように見えることからモウセンゴケ)

  
(残念ながら花は終わっている)

毛氈苔/モウセンゴケ科/モウセンゴケ属。
高山帯の日当たりのよい湿原に生える多年草。食虫植物。
葉はロゼット状に根生し、倒卵状円形で、多数の紅紫色の長い腺毛が生え、その先から粘液を出し虫を捕える。総状花序に5弁の白い花を付ける。
名前の由来:真っ赤な線毛が密生し、コケのように群生している様子が、毛氈のように見えることからこの名が付いた。
花期:6~8月。
(草津白根山弓池)
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コメント (4)
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