高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ツルキケマン

2011-09-14 02:06:00 | 山野草
春先に高尾で見られるミヤマキケマン(深山黄華鬘)に似た花が、軽井沢の林の中でよく見られた。
図鑑で調べると、葉や果実の特徴から、長野などの関東中部地方に分布するツルキケマン(蔓黄華鬘)にたどりついた。


(葉以外は高尾のミヤマキケマンにそっくりである)

 
(右の画像では花後の果実がぶら下がっている)

蔓黄華鬘/ケシ科/キケマン属。
山地の林の中に生える一年草。別名ツルケマン。
茎に稜があり、白緑色で無毛。葉は2~3回3出複葉で互生し、小葉は3深裂し長楕円形。葉腋から柄を出し淡黄色の花をまばらに付け、苞は広卵形で全縁。花後に付く果実は長倒卵形である。
花期:7~9月。
(軽井沢町)
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コメント
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