高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ツルネコノメソウ

2010-03-26 04:27:23 | 山野草
1週間ほど休暇をもらったが、再びgooブログに戻ってきた。その間使っていたウェブリブログに比較すると、コメントのタイトル名や4桁の不正アクセス防止の数字を入れさせるなど、gooブログは読者には少し不評である。また寅太は前世が猫だったのか、本能的に猫がきらいである。でも戻ってきたのはこのブログには、数年間の山野草の情報が詰まっていることと、寅の絵文字の挿入が簡単なことなどからである。
さて、休暇明けの最初に取り上げるのは、裏高尾の沢に生えているツルネコノメソウ(蔓猫の目草)である。ネコノメソウ(猫の目草)ヤマネコノメソウ(山猫の目草)に似ている。花後に長い蔓を四方に伸ばすのが特徴で、高尾山で生えているのは稀である。友人によれば以前はかなり見かけたが、極端に少なくなったというから、絶滅に近いのかも知れない。この日も目にしたのは数株であった。


(高尾に生えているのは稀なツルネコノメソウ)

 

蔓猫の目草/ユキノシタ科/ネコノメソウ属。
山地の沢沿いに生える多年草。
茎葉は広卵形で互生し、上縁に鋸歯がある。茎の先に黄色い苞葉が集散してつき、雄しべは8個で葯は黄色。花後に長い走出枝をだす。
名前の由来: ネコノメソウの仲間で、花後に長い走出枝を伸ばすことからこの名がついた。
花期4~5月。
(裏高尾)
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コメント (6)
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