高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ムユウジュ

2010-03-05 06:53:03 | 樹木
仏教三大聖樹は、釈迦が生まれた所、悟りを開いた所、亡くなった所にあった木で、それぞれムユウジュ(無憂樹)、インドボダイジュ(印度菩提樹)、サラソウジュ(娑羅双樹)である。
相模原公園の温室でムユウジュの花が咲いている。花弁は退化し、4 枚の萼から雄しべと雌しべが突き出ている。釈迦の誕生の地にあったことから、結婚、誕生などの「幸福の木」とされる。

 
(右は昨年の4月中旬、かなり色が赤くなっている)

無憂樹/マメ科/サラカ属。
インドからインドシナ半島周辺を原産地とする常緑小高木。別名アソカノキ(阿輸迦の木)、アショーカジュ(阿輸迦樹)。
仏教三大聖樹のひとつとされ、葉は羽状複葉で、小葉は長楕円、花色は黄色から赤橙色に変わり、房状の集合花で円錐花序である。花弁は退化し、萼が花のように見える。
花期:2~4月。
(神奈川県立相模原公園)
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コメント (4)
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