高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

フウリンブッソウゲ

2009-10-03 01:34:27 | 樹木
夏の風物詩である風鈴の中に、このフウリンブッソウゲ(風鈴仏桑華)を紛れ込ましても、新型の作品に見えるのではないか。仏桑華はハイビスカスのことであるが、花弁が反り返り細く裂けている。
原産地の熱帯地方では、日本の文化の風鈴に似ていると言われても、実感がわかないのであろう。風鈴の名が付く植物にはフウリンオダマキ(風鈴苧環)があることを思い出した。
なおハイビスカスは、花は芙蓉に葉は桑に似ていることから、「扶桑」に「花」を付け「扶桑花」または「仏桑花(仏桑華)と呼ばれたようである。

 

風鈴仏桑華/アオイ科/フヨウ属。
アフリカ原産のアオイ科の常緑低木。別名コーラル・ハイビスカス。
葉は互生し、葉柄の基部に托葉がある。花はハイビスカスに似るが、5 枚の花弁が反り返り細く裂け、雄しべが長く垂れ下がる。風鈴に見立てた名称になっていますています
名前の由来:ハイビスカスの仲間で、花柱が長く垂れ下がり、風鈴に似ていることからこの名が付いた。
花期:6~11月。
(神奈川県立相模原公園)
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コメント (6)
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