盆栽を勉強したこともないので多くを語れないが、大きくは松柏盆栽(しょうはくぼんさい)と雑木盆栽(ぞうきぼんさい)に分けられ、雑木盆栽はさらに葉物盆栽(はものぼんさい)、花物盆栽(はなものぼんさい)、実物盆栽(みものぼんさい)、草物盆栽(くさものぼんさい)に細分化されるようである。
今回、国立昭和記念公園で開催されているのは、早春の季節に相応しい花物盆栽が中心である。
松柏盆栽は松や真柏のような常緑針葉樹の盆栽で、派手さはないが盆栽の主流である。
葉物盆栽はブナ、カエデ、ケヤキなどの落葉樹が中心で、1年を通じて葉の変化を楽しむ。
花物盆栽はウメ、ボケ、サツキなど開花した花の観賞を主眼においている。
実物盆栽はマユミ、ウメモドキ、クチナシなどで、実をつけた時が一番観賞価値が上がるもの。
そして草物盆栽は山野草や小物の木を鉢に植え、自然の風趣を楽しむ盆栽である。
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