高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

カシワ

2007-07-19 11:07:23 | 樹木
数日間、旅行をしていたが、16日の朝に神戸で中越沖地震を知った。
前日は台風のため新幹線は乱れるし、地震は3年前の中越地震とほぼ同じ地域で心配である。
今回の旅では、長岡藩の故郷の西三河の牛久保にも寄ってみた。
「風林火山」の放映で、山本勘助の旗があちこちに立ててあった。

牧野定成公廟の前に植えられいるカシワは、牧野家の家紋にもなっている縁起のよい樹木である。
牧野家は今川義元に属していたが、定成の時代に徳川家康に従うようになった。(写真の奥に見えるのが牧野定成公廟)


(カシワの葉)

槲、柏/ブナ科/コナラ属。
海岸から山地の日あたりのよいところに生える落葉中高木。葉は大きく縁に沿って鋸歯がある。
枯れ葉が冬でも落ちないで翌春まで長く残り、昔から縁起の良い木として、慶事・神事に使われ、庭園にも植えられてきた。
名前の由来:むかし食物を蒸すときに使った「炊ぎ葉(かしぎは)」説や、葉が厚いので食べ物の下敷きた「食敷葉(けしきは)」が訛ってカシワになったなどの説がある。
花期:5~6月。
(豊川市牛久保町)
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コメント (6)
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