高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

また狭山丘陵へ

2010-09-29 00:19:58 | ぶらり散歩

前回訪れてからまだ数日も経っていないのに、マヤラン(摩耶蘭)の魔力に惹かれて、また狭山丘陵にでかけました。これで今年のマヤラン鑑賞は、打ち上げにしたいと思います。
今回歩いたのは東大和市から瑞穂町の一帯ですが、カラスウリ(烏瓜)も赤く色付き始め、秋を感じました。


マヤランの魔力にまた狭山丘陵へ)

 
 (マヤランもこれで今年の見納め)

 
センニンソウカラスウリの緑と赤の実)

瑞穂町には360度見渡せる高台が2箇所あります。ひとつは六道山公園の展望台で、もう1箇所は町役場の屋上のスカイホールです。
高いところで最初に探すのは富士山ですが、山の手前の厚い雲で遮られていました。展望台は渡り鳥を観察する人達で賑わっていました。しばらくすると山の右の稜線から頂上の半分まで見えました。帰宅して知ったのですが、この日富士山に初冠雪があったとのことですが、白くは見えませんでした。

 
(綺麗なクコの花)          (六道山公園展望台)

 
(左に大室山、右に富士山)    (反対側は左端にスカイツリー)

 
(スカイホールからの横田飛行場、左上は飛行機ではなくトンボ)

(画像は狭山丘陵にて)
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ぶらりと狭山丘陵へ(最終回)

2010-09-24 06:25:06 | ぶらり散歩

(つづき)
狭山丘陵シリーズの最終回は、丘陵で出会ったその他の植物です。
放蝶されたとのうわさのあるアカボシコマダラが、この丘陵でも優雅に飛び回っていました。ゴンズイ(権瑞)のサヤの中から黒い種子が顔を覗かせ、猛暑の中にも秋が近づいたことを感じさせてくれました。

JR立川駅~東京都薬草園~狭山丘陵~JR立川駅


ヒヨドリジョウゴガガイモのツーショット)

 
 (ヒヨドリバナ)           (アカボシコマダラ)

 
カラスウリの実)             (テイカカズラの実)

 
ゴンズイの実)             (ネコハギ)

 
(キクイモ)              (ノササゲ

猛暑の中の狭山丘陵の散策でした。最後は鵯になった気分で太陽を利用し、ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)の花を逆光で撮影してみました。茎に毛が密生している様子がわかります。


(逆光撮影のヒヨドリジョウゴ

 

(画像は狭山丘陵にて)      (おわり)
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ぶらりと狭山丘陵へ(その3)

2010-09-23 01:00:27 | ぶらり散歩

(つづき)
高尾山でマヤラン(摩耶蘭)の終わりかけた花を見たのは7月下旬なので、ほぼ2ヶ月ぶりの対面となりました。
花姿を見るまでは半信半疑でしたが、紛れもない本物のマヤランでした。初夏の頃から繰り返し生えてくるとのことでした。

JR立川駅~東京都薬草園~狭山丘陵~JR立川駅


(久しぶりのマヤランとの対面に感激)

 
(かなりの本数)              (花の拡大)

 
コバノカモメヅルの花)      (コバノカモメヅルの袋実)

 
(アズマカモメヅルの花)      (アズマカモメヅルの袋実)

マヤランに会えれば良かったので、あとの花はオマケのようなものですが、ガガイモ科の花は高尾でも人気があるし、袋から弾けた種子を見たくなりました。
次回はその他の花です。

 
ガガイモの花)


(番外:昨晩は中秋の名月   でした)

(画像は狭山丘陵、月は自宅)      (つづく)
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ぶらりと狭山丘陵へ(その2)

2010-09-22 02:36:15 | ぶらり散歩

(つづき)
東京都薬用植物園の温室では、花の咲いているものは少なかったのですが、いつもながら温室では世界の珍しい植物との出会いがあります。
鮮やかな色のトウワタ(唐綿)の花は、人形のようにも見えますし、年配者だと上下逆にすれば、戦時中の爆弾の形に見えるかも知れません。温室担当のボランティアの説明員が、時には綿がかかると教えてくれました。
毒草のハナトリカブト(花鳥兜)は、厳重に別室に保管してありました。
難しい名前のグロッパウィニティーも、別名の“シャムの舞姫”なら簡単に覚えられます。

JR立川駅~東京都薬草園~狭山丘陵~JR立川駅


(鮮やかな色のトウワタ

 
(押し売り防止にイランイラン)     (シクンシの漢字は使君子)

 
(厳重に管理されたハナトリカブト)  (グロッパウィニティーはシャムの舞姫)

南国産のパパイヤ(蕃瓜樹)は通年性で、実と花が同時に見れますし、ジャポチカバは茎から直接花が咲いているのが面白いと思います。
次回はいよいよ近くの狭山丘陵に向います。

 
(サトイモ科のホウライショウ)       (メギ科のミヤオソウ)

 
パパイヤの雌花)        (茎から花が付くジャポチカバ

(画像は東京都薬用植物園)      (つづく)
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ぶらりと狭山丘陵へ(その1)

2010-09-21 18:08:02 | ぶらり散歩

久しぶりに小平市にある東京都薬用植物園から狭山丘陵を歩いてきました。今回の目当ては、マヤラン(摩耶蘭)です。マヤランは高尾では初夏の花ですが、狭山丘陵では10月頃まで花が咲き続けるとのことです。
高尾では余り見れなくなったガガイモ(鏡芋)なども群生しており、猛暑の中でしたが実りある一日でした。
今回の狭山丘陵シリーズは、4回の掲載です。お付き合い下さい。

JR立川駅~東京都薬草園~狭山丘陵~JR立川駅


メハジキとキアゲハ)

 
(スズムシバナ)             (コガネバナ

 
(チョウマメ)             (ミズキンバイ

背丈もありそうなヘビウリ(蛇瓜)がぶら下がっていましたが、寅太はどうも蛇が苦手ですので、綺麗な白い花だけにします。ホタルサイコ(蛍西胡)がミシマサイコ(三島西胡)と並んで、黄色の花を付けていました。花を見ると蛍の形にも似ています。
最後の画像は水玉の付いた大きなツリバナ(吊花)の実で、もう少しで弾けそうな状態です。
次回は薬用植物園の温室の花です。

 
ヘビウリ)             (ホタルサイコ)

 
(ミヤギノハギ)              (ツリバナ)

(画像は東京都薬用植物園)      (つづく)
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