Con Gas, Sin Hielo

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今年の7館(2023)

2024年01月07日 16時42分11秒 | 映画(2023)
人口190万人の大都市にも拘らず大型シネマコンプレックスが2つしかなかった札幌市に、2023年11月30日、TOHOシネマズすすきのが爆誕した。狸小路に「サツゲキ」「シアターキノ」という地元資本の映画館はあったものの、全般的な賑わいを含めて札幌駅周辺の勢いに押されていたすすきの界隈。有名なニッカウヰスキーの看板がある超一等地交差点に完成した複合ビル「ココノススキノ」の5~7階に、道内初のドルビーシネマやプレミアムシアター、轟音シアターという先進設備を引っ提げてオープンした。集客を期待する割りにはコンセッション等がある待合スペースがやや狭めかと感じるが、ビル内のその他の商業施設と合わせて、街中の人の流れを変えられるか期待を持って見守るところである。
そんなこんなで結局異動も転居もない年だったので、観た本数は増えたけれど市内を中心に行った映画館は7館だけ。自宅最寄りに映画館ができたので、来年もこんな感じだろうか。

札幌シネマフロンティア(北海道)16回
TOHOシネマズすすきのがオープンしても、午前10時の映画祭などここでしか上映されない作品も多くあり、アクセスの良さや付随する商業施設の充実ぶりも考慮して、引き続き重宝する存在と思われる。個人的に注目していた幕間のBGMは継続使用でTOHOシネマズともろ被りに。聞くところによると、働いている従業員は数百から千人規模ながら、基本時給は最低限だとか?

ユナイテッドシネマ札幌(北海道)14回
12月以降まだ足を運んでいないが、TOHOシネマズすすきのの開場で最も影響を受けるのがここではないかと推測。その危機感からか、最大の売りであるIMAXに加えて"ScreenX"を2003年12月15日に導入してTOHOシネマズを迎え撃つ。半券サービスは3つのシネマコンプレックスの中では一番充実しているし、駐車場の4時間無料も上映時間の長時間化のご時世においてありがたい。

TOHOシネマズすすきの(北海道)4回
オープン初日に「翔んで埼玉」を観に行ったのだが、公開仕立ての話題作の割りには入りが寂しかった印象。すすきの離れという言葉を聞くが、クルマで来ることを想定しにくいことも不安材料か。ただ期待は大きいようで、上映前のCMに多くの地元企業が乗り込んできていた。

イオンシネマ江別(北海道)1回
TOHOシネマズ仙台(宮城)1回
TOHOシネマズ池袋(東京)1回
ユナイテッドシネマアクアシティお台場(東京)1回
札幌圏内のイオンシネマは江別と小樽。距離は若干江別の方が近いが、行くとしたら、ぜひ観たい作品がもうすぐ上映終了だが他の映画館だと時間が合わない・・・といったレアケースくらいか。
TOHOシネマズはネットで購入するとQRコードが配信されてそのまま入場できるシステムに切り替わった。観た証拠に半券が欲しいのであまり使っていないが。
かつて東宝グループのシネマメディアージュが入っていたお台場の映画館はユナイテッドシネマに。福岡のトリアス久山と同じ流れで少し格落ち感がするのは仕方ない。ユナイテッドシネマは幸福の科学の映画を上映するしね。
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