北の乙女

久々に息子が早く帰ってきて、一緒に夕食を食べました。
二週間ほど前に修学旅行で北海道に行ってきた娘その２から、旅行の様子を聞いた息子は、まだ行ったことのない北海道にあこがれ・・・
「行ってみたいなぁ・・・」
息子の高校の修学旅行は長崎だったので、北の大地はまだ未踏です。
その後も、娘その２と息子のトークは続き、なかなか楽しそうです。

「私も行ったよ、北海道」

と、学生時代に行った北海道の思い出を思い出して、会話に参加してみると・・・

息子「え～～っ？」
娘その２「え～～っ？」

・・・なにっ？そんなに驚くことなの？
と、ちょっと意地になって、なんとその時のアルバムがあったのを思い出して、引っ張り出してみました。


友人たちと必死でアルバイトして、一週間の北海道旅行に出かけたのは就活前の夏休みでした。
その頃はまだ、上野から夜行列車に乗り、青森駅から青函連絡船で海を渡り、函館に着くのは翌朝でした。
宿は格安の民宿で、函館から室蘭を周って様似、そして襟裳岬。
帯広から十勝川温泉、その頃トレンド？だった愛国駅から幸福駅を通って・・・
池田のワイン城、阿寒湖、摩周湖、そして足寄駅から網走へ。
浜小清水から見たオホーツク海。
層雲峡から旭川、そして札幌へ。
本当に駆け足の・・・でも本当に楽しい旅行でした。
私にとっては青春の１ページです・・・


「これ、私。短大の２年生の時。」

と見せた・・・アルバムを覗き込んだ息子と娘その２は

「「うっそーーーっ！？」」

「これって、母さんなのっ？」
「痩せてて若くて、まるで別人・・・」

おいおいおい・・・

ごめんよー、そりゃあ、昔は若かったわよ
体重だって、今の半分くらいだったし（？）誰のせいでこんなになったと・・・
あんたたちがデカかったから・・・


そして、二人はさらに昔の私の写真を見て

「おねえ（娘その１）、にそっくり！！」



・・・・・

かわいそうな娘その１。
と、いうことは・・・いつか私のように、かっ！？