秋生のEtude

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映画 『252~生存者あり~』

2009年01月08日 09時31分44秒 | 映画
年末は忙しく、お正月はなんとなく行きそびれて・・・
やっとのことで、映画『252』を観てきました。

映画『252~生存者あり~』 公式サイト

実をいうと、この手の映画は・・・苦手で
なにが、というとCG多用のパニック系映画は・・・個人的にはあんまり好みではないのです。
でもなぁ・・・かといって久々に観る映像の内野さん・・・どうせなら家の25インチのTV画面より、やっぱり大画面で観たいよなぁ~と・・・


・・・え~~~
噂に聞いた通り・・・本当にツッコミ所が満載でした
巨大台風が首都圏を襲う・・・へっ!?たしかに私の想像は追いつかないけど、ありえなくはない・・・
がっ!!テロップの・・・9月16日・・・って・・・内野さんのお誕生日じゃないのっ!?(どうしてこんなことに先に気づいちゃうんだよ~
・・・ここからもう、巨大台風ならぬ、私的には諸々もうツッコミの大嵐
いやいや、思ってた以上にリアル感はあったのですが・・・
いくら日○レ系で作ってるからって、あんなに派手にフ○テレビの社屋をぶっ壊すとは・・・とか、
いくら話の中心人物だからって、あの状況で母と娘とが両方無事だなんてとか、
たまたまその場に生き残って居合わせた人たちが、様々な経歴を持ち合わせていてあんなことができちゃうなんてとか、

・・・ただ、そう思いながらも結構、真剣に観てしまいました。
大災害によってたくさんの人たちの命が失われる中、生き残った人たちの命が助かるか、助からないか・・・やっぱりそこは手に汗を握ってしまいました


まず、素直に・・・その実態をはじめて知った(に近い)ハイパーレスキュー隊。
・・・すっごい仕事をする方々なんだと、びっくりしました。本当に命がけのたいへんなお仕事ですね。
この映画のように、人命救助だ常だとして、そこには様々な葛藤もおそらくあって、悩むこともいろいろあるだろうな~本当にそれを判断する立場の人もたいへんだろうな~
お世話になるようなことには決してなりたくないけど、こういう人たちがいてくれることは本当にありがたいことだと思いました。

そして、パニックを超えたヒューマン映画としては、家族を思う気持ちが奇跡を起こしたのね、とホッとする部分もあって・・・

密閉された場所で助けを求める“2・5・2”の合図。
そして、救助のサインを確認する“2・5・2”の発信音。
地上と地下に分かれた兄と弟を結び会わす“2・5・2”。
タイトルになっているこの“252”の持つ意味が非常に印象に残りました。


内野さん/兄・篠原静馬
刈り上げた短髪、ずっとレスキューのあのオレンジユニホームですから・・・とにかく男!!という風貌でしたが・・・実は心に深い傷があってどことなくヘタレ?
「弟を助けたいんです!」・・・この言葉は、私的には複雑でしたが、冷静でなければならない立場より家族を思う気持ちが勝った発言として聞きました。
冷静なはずの静馬隊長がとにかく熱いっ!!
そして、その言葉に賛同して決死の救出に動き出すレスキュー隊のみんなも熱いっ!
ただ・・・せっかく助けたんならのんびり語らってないで“さっさと救出しなよ、時間がないんだから!!”と


伊藤英明/弟・篠原祐司
一言で言って、スーパーマンです。
あの電車の中から隣のホームにいた娘を見つける動体視力は凄い(笑)
すごい強靭な体力の持ち主です。(サダヲちゃん演じる上司の言葉どおり「人には向き不向きがある」と思いました
一緒にいるみんなを励まし、自分自身もあきらめない強い意志が伝わってきてなかなかよかったです。娘に接する時の目がすごく優しくてステキだった
崩れた岩盤につぶされた電車を前にして、中に取り残された娘の死を想像して取り乱す様は見ていて私まで泣きたくなりました。
ラストで、もう絶対無理だろう・・・と思いきや仲間の隊員を背負って歩き出す姿には・・・感動より先に“あんたはターミネーターかいっ!?”と・・・



まったく無関係な余談ですが、実は、うちの娘その1は、以前から伊藤英明さんのファン(『海猿』観て、ファンになったらしい
・・・もしもこの先、娘その1が“伊藤英明さん似の彼氏”を連れてくるようなことがあったら・・・交際を許そうかな、と、この映画を観ながら思った私でした・・・


コメント (4)
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