■2022年5月15日(日)11:48-16:31【天気】晴れ
【機材】EOSR5+EXTENDER EF2×Ⅲ+EF500Ⅱ ISO400~100
【場所】名取川河口、閖上周辺田圃
【種名】カワウ、チュウシャクシギ9、キアシシギ夏羽3(うち左足金属足環1)、メリケンキアシシギ夏羽2、キョウジョシギ夏羽16、トウネン夏羽2、ハマシギ+++、オオセグロカモメ、ウミネコ(3科9種)
【メモ】
今年の閖上周辺田圃は、例年のチュウシャクシギの大群の他、いろいろ楽しめた。そこで、次は例年名取川河口で見られるメリケンキアシシギを探しに2回ほど通ったが空振りだった。すると、またしてもGPS座標を教えてくれた鳥友の方からメリケンが2羽いることを教えていただき、翌日行ってみることにした。
河口の先端の方からずっと見ていくと、メリケンとキアシらしい個体とトウネン2羽がいた。拡大してみると2羽ともキアシだった。それからメリケンを見つけるまでの時間が長かったが、今日は夕方まで見るつもりでいたので余裕があった。そうするうちにハマシギの大群が飛んできて対岸の浜の方に行き、戻って漁港の方へ飛んで行った。何しろテレコンを付けているので重く、いつもはここぞとばかり撮影する羽数カウント用写真は撮れなかった。そのうち対岸でメリケンがいることを知らないサーファーがテトラのわきを歩き、さらにバードウォッチャーがテトラのわきを歩いていた。すると、テトラにいたキョウジョシギの群れが人を避けて、こちらの岸に飛んできて、金網で仕切られたすぐ近くのテトラに降りた。テレコンでは大きすぎたが、外すのも面倒なのでそのまま撮影した。金網越しだったが、♂♀や夏羽の羽衣の違いなど見ることができた。
その後、やっとテトラの上に確実にメリケンだという個体を見つけ、2個体目もすぐに見つけることができた。遠かったがそのうち潮が満ちて来ればホームの流木に止まるだろうと気長に待っていると、その通りになった。もう1羽は少し離れたテトラにうずくまって寝ていた。流木の個体は、あくびなどして眠そうだったが、そのうち背眠した。しかし、一緒にいたキョウジョシギがいたためか、場所を何回か移動しつつ、背眠を繰り返していた。メリケンは、例年キョウジョシギの群れと一緒にいて、時々追い立てられつつも、一緒にテトラで1日を過ごしているようだ。ちょっと違うが、アカツクシガモとハクチョウとの関係を思い出した。帰りはかわまちテラスで、たこ焼き2種を買って帰った。田んぼにはまだチュウシャクシギがいた。
【動画】
採餌するキョウジョシギの群れ
メリケンキアシシギ。波に驚いてテトラをケンケン(笑い)で降りる。
【写真】
キアシ2羽とトウネン2羽/キョウジョシギの群れ
採餌するキョウジョシギ
メリケン1/メリケン2/キアシシギ
足環キアシシギ/メリケンキアシシギ/キアシシギ
メリケンキアシ/メリケンキアシとキョウジョシギ
キョウジョシギ/メリケンキアシ/左はメリケンに見えるが・・・。
メリケンキアシとキョウジョシギ/3個体いるが、左端は立ったらメリケンだったが、真ん中もメリケンに見えないことはない。右端は明らかにキアシ。
立ったらメリケンキアシ/以下メリケンキアシ2個体目
眠いメリケンキアシシギ
キョウジョシギがどうも気になるようです。
Copyright(C)2022 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.