私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

10月31日午後、まだ3羽しか見つけられなかったが、遠くばかり探していたら、かわいい顔で下にいるではないか。

2022年5月5日(木)6日(金)18日(水)蒲生海岸

2022年05月18日 | 蒲生海岸

■2022年5月5日(木)6日(金)18日(水)【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500 、EF500Ⅱ
【場所】蒲生海岸・干潟・サギのコロニー
【種名】コブハクチョウ2(18日七北田川)、カルガモ、キンクロハジロ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、ササゴイ、アオサギ、チュウダイサギ、チュウサギ、コサギ,オオバン,コチドリ1,シロチドリ2,メダイチドリ23+,ムナグロ2,チュウシャクシギ18,キアシシギ22+,キョウジョシギ1,トウネン1,ハマシギ46+,ウミネコ,オオセグロカモメ,コアジサシ20+→2,ミサゴ,トビ,ハシボソガラス,ヒバリ,ツバメ,ヒヨドリ,ウグイス,オオヨシキリ,コヨシキリ,セッカ,ムクドリ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ,ホオジロ(19科39種)
※個体数は3日間の最大値 ※他にミユビシギ,オバシギ等が観察されている。
【メモ】今年の5月の連休は鳥の海が潮の関係で観察条件が例年になくよくなかったので,蒲生に来ることになったが,それなりにシギチは出たが,大型のシギがチュウシャクシギ以外は観察できなかった。トウネンとミユビシギの個体数が他のフィールド同様少ないか観察できなかった。ハマシギは夏羽の群れがコアジサシの営巣のために土盛りしたところで休息していた。コアジサシは20羽以上いたと思うが,18日に行った時には2羽しかいなかった。キツネがまた出没しているようなので,そのせいかもしれない。チュウシャクシギは鳥の海,閖上田圃,そして,蒲生周辺でこの時期観察できるが,オオソリハシシギが蒲生では観察できなかった。オグロシギもまだみていないし,ホウロクシギ,ダイシャクシギも見ていない。昨年はあれほどいたソリハシシギも見ていないが,これは鳥の海で確認されているようだ。希少種や普通種でもあまり見られない鳥に関して,昨年は鳥の海でシベリアオオハシシギやズグロカモメを見たが,今年は,ハジロコチドリの完全な夏羽,ヨロネンの夏羽,コシャクシギの長逗留,メリケンキアシシギの定期的な飛来などあったので,よかったが,何と言っても普通種が来ないのは困るというか,心配になる。
【写真】
<5/5 11:26-14:35 EF500Ⅱいつも手持ちです>
  
コアジサシ/シロチドリ/ハマシギの群れ
  
ムナグロW-S/ムナグロAd-S/ムナグロとメダイチドリの群れ
  
カニを食べるキアシシギ夏羽/チュウシャクシギの飛行/キアシシギとチュウシャクシギ(カウント用)
  
キアシシギとチュウシャクシギ、カニをくわえながら飛んでいるのはよく見る風景/渚のコアジサシ/魚をくわえて求愛するが、なかなか受け取ってもらえず

やっと七北田川河口上空で空中受け渡しをしていた。
<5/6 11:36-12:56 RF100-500>
  
コアジサシの飛翔
  
トウネン夏羽/ハマシギ夏羽だが、一方は換羽の途中
  
かなり夏羽/キアシシギと干潟で採餌する群れ
  
渚のコアジサシの群れ/よく飛ばされていたが、これはヘリコプター
 
この時期はまだ求愛行動中の個体もいた。
<5/18 11:31-13:41 RF100-500>
  
チュウダイサギ/キアシシギ/キョウジョシギ♂
  
シロチドリ/キアシシギ/チュウシャクシギ
  
コメツキガニ/チュウシャクシギ/キアシシギ
  
キアシシギとキョウジョシギ。キョウジョシギは水浴びの後、シギチがよくやる羽ばたきジャンプをしていた。/この日2羽しかいなかったコアジサシ/ヌマガレイを食べるコサギ

このキアシシギは縞々が少なくすっきりした印象。冬羽から夏羽の移行個体なのか?


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