私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

掲載していなかった記録をアップし始めました。あっという間に1年が経ってしまうので。今シーズンの鳥の海の記録も。

2010年12月30日(木)蒲生海岸

2010年12月30日 | 蒲生海岸
■2010/12/30(木)13:05-13:34【天気】曇り
【場所】蒲生海岸
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,カンムリカイツブリ,カワウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,コクガン5(成2幼3),オシドリ,マガモ,カルガモ,コガモ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,キンクロハジロ,スズガモ,ホオジロガモ,カワアイサ,ミサゴ,トビ,オオバン,ミヤコドリ幼羽1,ユリカモメ,オオセグロカモメ,カモメ,ウミネコ,キジバト,ハクセキレイ,モズ,ジョウビタキ,ムクドリ,スズメ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(15科35種)
【メモ】低気圧が通過し,海は大荒れだった。ユリカモメやミヤコドリがいつもいる導流堤近くの砂浜には犬を連れた人がいたため,ユリカモメの大群は海岸の浜の方にいた。導流堤が終わるあたりの砂浜でコクガンのファミリーが羽繕いをしたりして休息していた。ミヤコドリも近くで背眠している。浜のユリカモメの大群の中にはカモメの第1回冬羽やオオセグロカモメが混じっていた。帰る途中に一通り導流堤から七北田川を見ると,マガモの群れの中にどういうわけかオシドリ♀が1羽いた。七北田川河口ではけっこう珍しい方だ。今日は,コクガンのファミリーも見ることができたし,ミヤコドリも息災なようなので安心した。
【写真】
  
■コクガンのファミリー,ミヤコドリ,ユリカモメ,マガモ,ヒドリガモ♀/コクガン幼羽とユリカモメ/飛翔するコクガン。
  
■一列に並んだコクガンの親子。先頭と一番最後を親鳥が守っている感じだ。/ミヤコドリ幼羽/七北田川河口に浮かぶオシドリ成鳥♀


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2010年12月30日(木)自宅餌台

2010年12月30日 | 庭に来る鳥
■2010/12/30(木)14:31-14:37【天気】曇り雪
【場所】自宅庭
【種名】シメ1(1科1種)
【メモ】今日の午後,ふと庭の餌台を見るとシメが来ていた。昨年は2月初旬に来て5月初旬に去っていったので,年内から観察できたのはよかった。湿雪の小さなかたまりが空からたくさん降ってきて,いかにも寒そうな光景だったが,小屋根のある方の餌台からしきりにヒマワリの種を口に入れては,こちらを見るので(要するに警戒して),写真は撮りやすかった。それでもサッシを40cmほど開け,カーテンの上から柱にレンズをしっかり付けてぶれないようにしたが,シャッタースピードがISO200で1/40だったので,1段下げて撮影したらちょうどよかった。ISO400(6枚目の写真)ではやはり粒子が荒れるのでよくない。今年はミカンが高くて,ヒヨドリやメジロに半分に切って枝に刺してやるのも,ちょっと間が開く。ツグミが食べていたピラカンサスの赤い実と黄色い実はすっかりなくなっている。出勤する車の脇にピラカンサスがあるので,朝,車に行くたびにツグミがばたばた飛んでいくのもおもしろい。毎朝寒くて,所在なげに餌台で自分を待っている(というか餌を待っている)キジバトもなかなか趣がある。
【写真】
  
  
■ヒマワリを食べに来たシメ。大きいヒマワリをものすごい勢いで口に放り込んで食べていた。


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