私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

掲載していなかった記録をアップし始めました。あっという間に1年が経ってしまうので。今シーズンの鳥の海の記録も。

2010年12月11日(土)自宅餌台

2010年12月13日 | 庭に来る鳥
■2010/12/11(土)10:27-10:37【天気】晴れ
【場所】自宅の庭
【種名】スズメ(1科1種)
【メモ】今シーズン最初のリビングからの撮影。ツグミ,キジバト,ヒヨドリ,スズメ,カワラヒワ,シジュウカラが今日までに来ている。 カワラヒワとシジュウカラは,現在様子見という感じで,慣れてくれば普通に見られる。シメとヤマガラ,メジロはまだ見ていないがそのうち来るだろう。
 起床してからリビングのカーテンを開けると,すでに庭にはスズメが餌台周辺で落ちた撒き餌を食べている。自分の庭以外のいろんな落ち葉がそのへんに散らばっているのも冬ならでは。キジバトが縁台すぐ近くを首を上下に小刻みに振りながら餌を食べているのもなかなかおもしろい。
【写真】
  
■個体識別はさすがに不可能。毎朝30羽程度は来ている。


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2010年12月4日(土)蒲生海岸

2010年12月13日 | 蒲生海岸
■2010/12/4(土)11:6-12:8【天気】晴れ
【場所】蒲生干潟,七北田川河口
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,カンムリカイツブリ,カワウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ハシビロガモ,キンクロハジロ,スズガモ,ホオジロガモ,ミコアイサ,カワアイサ♀,ミサゴ,トビ,オオバン,ミヤコドリ幼羽1,イソシギ,ユリカモメ,オオセグロカモメ,カモメ,ウミネコ,キジバト,ヒバリ,ハクセキレイ,モズ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(16科36種)
【メモ】今シーズンは,蒲生干潟のミヤコドリ飛来回数及び総個体数が,自分が知る限りでは過去最高だった。何しろ1975年から昨年まで1シーズン最大幼鳥1羽しか観察したことがなかったし,成鳥羽の観察は蒲生では初めてだ。
 この日は低気圧が通過した後だったので,海はかなり荒れていて,さすがのサーファーもいなかった。ミヤコドリも見られないかと思ったが,ユリカモメの群れの後ろの方でしきりに採餌していた。
 今いる個体は上嘴が下嘴より長い。また,嘴の先が通常より細いせいか,クワガタムシのように嘴をクロスさせているのも見た。まるでイスカの嘴がやたら長くなったようなものだ。採餌にはそれほど支障がないらしく,導流堤内側の干潟で盛んにイソシジミを食べていた。貝殻もかなりの数があるが,2ヶ月ほど逗留しているということは,まだ餌がたくさんあるということなのだろう。
 ところで,今シーズンはカモメの個体数がやや少ない感じがする。釣師浜,蒲生,南三陸漁港・河口でもあまり多くはない。飛来するのが遅れているのかもしれないが気になるところだ。
【写真】
  
■オカヨシガモが何羽か休息していた。南蒲生では水路でよく見られる。/大波で一斉に飛んだ後,また砂浜に戻ってきた。ところがランディングする場所に,また大波が来て,ミヤコドリの足が半分ほど海中に入ってしまった。そこで慌てて羽ばたいて脱出したが,バランスを崩して目の前にいるユリカモメに足をひっかけてしまった。
  
■それで,体重がユリカモメにかかり,二本足のユリカモメはたまらずバランスを崩して前に倒れるわけだが,非常にもミヤコドリはわざとかどうかはわからないが,片足でユリカモメの頭を踏み台にして,バランスを取るという挙に出たわけである(そうかどうかは本人に聞かねばわからないが)。その後,ミヤコドリは悠然と渚からレンズを向けている自分の方に向かってきたというわけだ。
  
■干潟で採餌するミヤコドリ/ユリカモメとウミネコの飛翔


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