私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

掲載していなかった記録をアップし始めました。あっという間に1年が経ってしまうので。今シーズンの鳥の海の記録も。

2010年12月12日(日)南三陸漁港巡り

2010年12月18日 | 南三陸漁港
■2010/12/12(日)10:01-13:17【天気】晴れ時々曇り
【場所】十三浜~相川漁港~波伝谷漁港~相川漁港
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,カンムリカイツブリ,カワウ,ウミウ,ダイサギ,アオサギ,コクガン39,オオハクチョウ,コハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,アメリカヒドリ,オナガガモ,キンクロハジロ,スズガモ,ミサゴ,トビ,オオバン,イカルチドリ,イソシギ,ユリカモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ワシカモメ,カモメ,キジバト,カワセミ,ハクセキレイ,タヒバリ,ヒヨドリ,モズ,ツグミ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(19科41種)
【メモ】今シーズン2回目の南三陸漁港巡り。お目当てはカナダカモメに決まっているのだが未だに会えず。今回も空振り。
 さて,追波川堤防下は釣り人が多く,カモ類はいつもいる場所より,下流の方にいた。十三浜はサーファーが大勢いて,いつも2つの小さな川の河口付近にいるカモメ類が全然いなかった。アメヒ♂は2008年からこの漁港で見ているが,同じペアだとすれば,メスは完全にアメヒではない。コクガンは最終的に39羽ほど数えた。数的にはまだまだ少ない。ここは浜が非常に狭いが,人がいない時などはコクガンが浜に上がって休んでいるところだ。今日はオオワシはいなかったし,お目当てのカモメ類は,そもそも数が少なかった。カワセミが川を行ったり来たりして,すぐ近くに止まったが,露出オーバーだったので掲載しなかった。ここはサケが遡上しているので,餌が豊富でカモメ類やカモも群がって(互いに争い,牽制しつつ)食べている。
【写真】
  
■十三浜のカワウ/アメリカヒドリのペア/イカルチドリ。後ろはイソシギ。
  
■防波堤近くで採餌していたコクガンペア。/志津川湾を飛ぶコクガン/スズガモ
  
■イソシギ冬羽/セグロカモメ成鳥冬羽 虹彩は薄黄色。眼瞼は橙赤。虹彩の模様が美しい。まるで宝石のようだ。
  
■オオセグロカモメ第1回冬羽(後ろも)/ワシカモメ成鳥冬羽/アメヒ成鳥♂とヒドリガモ成鳥♂
  
■アメヒ♀でないアメヒ♂のペア/採餌するアメリカヒドリ♂/アメヒとアメヒでないペア(キャプションが長くなってしまう)


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2010年12月18日(土)自宅餌台

2010年12月18日 | 庭に来る鳥
■2010/12/18(土)8:42-8:52,14:34【天気】晴れ
【場所】自宅の庭
【種名】キジバト,ヒヨドリ,カワラヒワ♂,スズメ(4科4種)
【メモ】6時に起床し,新松川浦漁港の水揚げに間に合うように行くつもりだったが,寝坊してしまった。リビングのカーテンを開けると,庭ではいつものように昨日までの残った餌や地面の餌を小鳥たちが食べていた。キジバトは1羽だけで,何やら寒そうにぶるぶる震えている。餌をやるとやにわに食べ始めたが,連れ合いが今日はいなくて寂しいのか,今ひとつ動きが活発でなかった。ちなみに連れ合いは警戒心が強く,よく逃げる。カワラヒワたちがここ数日様子伺いをしていたが,ガラス越しに人がいてもあまり警戒することなく,地面で採餌するようになってきた。そこで,重いサッシを30cmほど開けて写真を撮った。朝はシャッタースピードが遅いので,ほとんどがぶれてしまう。特に餌を食べる時の首や頭の動きはどの小鳥も速く,キジバトの小刻み上下首振りもなかなかの速さだ。
 年末になり,徐々に雪が降る回数が多くなり,寒さが厳しくなっていくと,他の小鳥たちもやってくるようになる。そのうちすっかり慣れてしまうのだが,少しずつ種類が増えたり,慣れていくのが,また楽しみなのだ。
【写真】
  
■今日の朝は,もう昨日の残りを食べて満足したのか,餌をあげても餌台に上がらず,地面で採餌していた。後は地面でじっとしていたり,帰宅するといつものモミジの枝に止まっていて,木の下から見上げても,2階の書斎から見ても,羽繕いをしていた。途中,どこかには行っているのだろうが,自分の住処のようになっている。
  
■スズメは全部ぶれていて,かろうじて止まっているのがこの1枚。/カワラヒワの♂。今日は5羽来ていた。モミジの枝で待機し,そこからさっと降りてきて餌台周辺で採餌している。ヒマワリの種が得意。


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2010年12月18日(土)釣師浜,新地漁港,松川浦漁港,山元町海岸

2010年12月18日 | 磯浜漁港
■2010/12/18(土)10:27-12:48【天気】晴れ
【場所】釣師浜,新地漁港,松川浦漁港,山元町海岸
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,カンムリカイツブリ,カワウ,ウミウ,ダイサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,キンクロハジロ,スズガモ,クロガモ,ホオジロガモ,ミサゴ,トビ,ノスリ,オオバン,シロチドリ,ミユビシギ,ユリカモメ,オオセグロカモメ,ワシカモメ,カモメ,ウミネコ,キジバト,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,ジョウビタキ,イソヒヨドリ,ツグミ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(19科39種)
【メモ】釣師浜にはワシカモメ成鳥冬羽6羽,第1回冬羽1羽がいた。このフィールドで一度に7羽のワシカモメは初めてだ。帰りの鳥の海の堤防にも2羽の成鳥冬羽がいたので,集団で南下してきているのかもしれない。新地漁港の船揚場にはミユビシギが1羽いて,波打ち際の海草が繁茂するところで採餌していた。他にはカモメ,ユリカモメ,オオセグロカモメ,それにスズガモが群れになって何か餌をあさっていた。新松川浦漁港は特にこれといった種類はいなかった。帰りに,山元町の海岸線沿いにクロガモの状況を見に行った。個体数はやや少ないが,例年通りの分布状態だった。
【写真】
  
■新地漁港の船揚場のミユビシギ冬羽。今日は1羽しかいなかった。
  
■スズガモ,オオセグロカモメ,カモメ,ユリカモメ/セグロカモメ第1回冬羽/オオセグロカモメ成鳥冬羽
  
■同じオオセグロカモメ第1回冬羽だが,一方はだいぶ擦れて白くなっている。/ワシカモメ第1回冬羽
  
■ワシカモメが5羽/ワシカモメが3羽/大波が打ち寄せてきて,渚のカモメたちは慌てて逃げる。ワシカモメが3羽(第1回冬羽を含む)
  
■3枚目はワシカモメ成鳥冬羽とワシカモメ第1回冬羽

■山元町の海岸のクロガモの群れ。波がとても高かったが,砕ける波のところにはいつもおらず(当たり前なのだろうが),上手に波乗りをしていた。


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