私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

10月31日午後、まだ3羽しか見つけられなかったが、遠くばかり探していたら、かわいい顔で下にいるではないか。

2010年8月1日(日)蕪栗沼周辺田圃

2010年08月01日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2010/8/1(日)14:30-15:30【天気】曇り
【場所】蕪栗沼周辺田圃
【種名】ゴイサギ,ササゴイ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,カルガモ,トビ,キジ,ケリ11,カワセミ,ヒバリ,イワツバメ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,セッカ,ホオアカ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(15科22種)
【メモ】午前中は石巻でシギチを見て,午後は実家に行くついでにケリの様子を見に蕪栗沼周辺田圃を回った。草地の休耕田とその脇に水が張った休耕田があり,そこにケリの成鳥と幼鳥(と言っても若鳥の段階)が計11羽いて羽を休めていた。水辺のケリは,盛んに垂直に飛び上がって水しぶきを上げていた。その後,東側の繁殖地を回ったが1羽も見ることはできなかった。ホオアカがあちこちで鳴く蕪栗沼はちょっとだけ見て,西側と北側のケリの繁殖地は時間の関係で行かなかった。用水池ではアオサギ,ゴイサギ,ササゴイ,カワセミがいた。ササゴイはゴイサギと比べるとかなり小さいし,カワセミは当たり前だがもっと小粒だ。3m四方くらいのところに4種一緒に止まっていた。今年もケリは繁殖に成功したようで,めでたいことである。ただ,全部で11羽ということだとけっしてめでたい話ではないが。
【写真】
  
■虹彩が赤いのが成鳥,黒っぽいのが幼鳥
  
■飛び上がっている個体は成鳥。その奥の個体は幼鳥。畦に並んでいる3羽は虹彩が赤く成鳥だが,真ん中の個体は黒いベルトが不明瞭。
   
■ケリ成鳥の飛翔/キジ/水路に並ぶカルガモ

※フィールドノートの蕪栗沼・白鳥地区で見ると,ケリ関係の記事が時系列で表示されます。


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