私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

10/1でアトリやマヒワ、イワヒバリを探しに蔵王に行ったが、彗星教えてもらって見たが、鳥はだめだった。また、行かねば。

2010年8月16日(月)岩沼・名取田圃

2010年08月17日 | 鳥の海
■2010/8/16(月)14:58-15:37【天気】曇りほんの時々晴れ
【場所】岩沼。名取田圃
【種名】アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,カルガモ,トビ,ハヤブサ若鳥,バン,コチドリ,ヒバリシギ夏羽1,コアオアシシギ2,クサシギ4+,セイタカシギ成鳥♂1,キジバト,ヒバリ,ツバメ,ハクセキレイ,ムクドリ,スズメ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(16科22種)
【メモ】岩沼の田圃を見て回ったが何もおらず,コチドリのファミリーが水を張った休耕田にいただけだった。昨年,オオジシギを何度か見たあたりにオオジシギは全然おらず(というか見つけられないというのが正しい),名取方面に向かった。
整理された2枚の広い休耕田に着くと,さっそく一番遠くにシギチがいた。肉眼で見た時は アオアシシギとコアオアシシギの群れ+赤褐色の小さいシギという印象だったが,双眼鏡で見るとコアオアシシギ1羽と,クサシギの群れだった。ヒバリシギが1羽いた。ここではあまりに遠いので,車から降りたとたん,ハヤブサ若鳥が飛んできて,群れを飛ばしてしまった。その後,電線に止まったので,後で行くから逃げないで待っていろ~とか,心の中で悔し紛れに言ったが,シギチは跡形もなく消えていた。しかし,気を取り直して,西側から見ると,コアオアシシギが1羽とクサシギ4羽が東側のイネの間に隠れるように残っていた。しかし,彼らもすぐに飛んでいってしまった。
 車に戻り,電線にハヤブサが止まっているのを確認し,移動して,近くで車を降り,撮影しながら,ほぼ真下までくるが逃げる気配はなかった。ハヤブサは成鳥もそうだが,時々,人がかなり近くに行っても全然無視して羽繕いなどしている場合があるが,この若鳥そうだった。近くで見ると,若鳥とはいえ,本当に怖そうな顔をしてこちらを見ている。
 その後,高速に乗ろうと数分走ったところで,セイタカシギを発見。車がばんばん通るが,気にせず採餌していた。きれいなオレンジ色のストローのような足がとても印象的だった。
【写真】
  
■コチドリとハクセキレイの幼鳥。2羽とも上を見上げている/ハクセキレイにピントが合っている。ハクセキレイも意外と可愛い。/コアオアシシギ(一番下)とクサシギ3
  
■シギを飛ばしたハヤブサ若鳥。道路脇の電線に止まって,下から写真をバシャバシャ撮っても逃げる気配もなく羽繕いをしていたが,8分くらいたってやにわに飛んでいった。
  
■ほぼ真下から撮影しているので,胴体が縮んで見える。
  
■全身が狩りに特化しているような造形
  
■道路脇の水が澄んだ休耕田にチュウサギとセイタカシギがいた。鮮やかなオレンジ色のストローのような足が印象的だった。
  
  
■順光の方に回るとそれなりにきれいだが,足のオレンジ色は斜光の方がきれいに見えた。飛んだ時に足先で跳ね上げた水の滴が肉眼で見ていてもとてもきれいだった。


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