私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

公園池のカイツブリ。幼鳥3羽が順調に成長中。大沼と違って、競合する水鳥や天敵がいない。大沼ではこうはいかない。

2017年4月16日(日)・18日(火)広瀬川

2017年04月18日 | 青葉山・広瀬川
■2017/4/16(日)4/18(火)【天気】晴れ【レンズ】100-400Ⅱ 500Ⅱ
【場所】広瀬川評定河原橋・牛越橋付近
【種名】オシドリ,カルガモ,コガモ,キンクロハジロ,カワアイサ,キジバト,カワウ,アオサギ,チュウダイサギ,イカルチドリ,コチドリ,イソシギ,トビ,ハヤブサ,モズ,カケス,オナガ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,シジュウカラ,ツバメ,イワツバメ,ヒヨドリ,ウグイス,エナガ,ヒレンジャク12,ムクドリ,コムクドリ,シロハラ,アカハラ,ツグミ,ジョウビタキ,ノビタキ,イソヒヨドリ,スズメ,ハクセキレイ,タヒバリ,カワラヒワ,ベニマシコ,ホオジロ,アオジ(22科41種)ガビチョウ,ニホンリス
【メモ】4月中旬の広瀬川。ハヤブサは既に抱卵状態。抱卵はけっこう頻繁に方向を変えたり,オスが餌を持ってくるのを待ちわびているのか,嘴でしきりに地面をつついていた。例年3/21前後に抱卵を開始するが交尾は直前まで続く。今のペアは3代目か4代目。初代がかなり長く,メスが最初に変わり,オスが変わり,さらに・・・・・という感じ。・・・・の部分は2007年で観察をいったんやめ,最近また復活したので。その間見ていないわけではないが,あまり熱心ではなかったということだ。地震あり,豪雨被害ありで,経ヶ峰もだいぶ崖が崩れて,以前チョウゲンボウが営巣していた川面の近くの巣穴は,昔の面影もない。カワアイサは例年この時期に♂♀の小群が同じ場所にいる。そのうちキアシシギの小群もやってくる。今週はノビタキが評定河原と牛越橋周辺で見られた。ヒレンジャクは最初青葉山公園付近にいたらしいが,何度か行ったが見ていない。例年だと評定河原橋付近にいるのだが。その後牛越橋付近にいるとの情報をいただいて見に行った。30羽以上いたらしいが,見たのは最大12羽だった。今週に入ってアオジが多く見られるようになってきた。ツグミは相変わらず多いが,シロハラ,アカハラも散見する。マヒワはもういない感じ。例年より少なく感じるのがメジロ,ヤマガラ,エナガ。庭にはよく来ていたが。最近,植物園ではたまに見るが,いつも鳴き声がしていた場所で全然いなくなったのがコジュケイだ。渡りの途中ではノビタキやタヒバリもこの時期に川原に現れる。そして,下旬になるとキビタキ,オオルリ,センダイムシクイがやってきて,最後に市営コートでソフトテニスが始まり,青葉山公園は人で埋まり,川原は芋煮でうまって,冬まで鳥のシーズンは終わる(笑い)。
【写真】
  
■イカルチドリ/コチドリ
  
■イソシギ/タヒバリ/カワアイサ♀
  
■シジュウカラ,ウグイス/コムクドリペア
  
■ノビタキ 牛越橋 ♂夏羽,♂夏羽移行個体,♀。評定河原では♀2
  
  
  
■ヒレンジャク:『比べて識別!野鳥図鑑670』P125を参照し,各羽衣の差異がわかる写真を選んでみた。
 
■ハヤブサ抱卵/花壇葉桜


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