私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

アカアシシギ幼羽4羽。キアシとアオアシもいたが、そろわず恒例の信号写真にならなかった。

2024年9月13日(金)大沼周辺田圃

2024年09月14日 | 大沼・赤沼

■2024年9月13日(金)13:49-14:57【天気】曇り【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】大沼周辺田圃
【種名】(科種)
【メモ】仕事が終わり、今日は金曜日なので、蒲生、大沼、鳥の海に帰宅途中行ってみようと思い、全部まわるのはさすがに体力的に無理なので、まずは蒲生に到着。前回9/10、アカアシシギ幼羽4羽、エリマキシギ幼羽1、トウネン幼羽42+など全部で75+もいたので、最近の蒲生ではありえない羽数と喜んで、さて、今日はどうかなと堤防に上がると、潮が満潮で、遠くにアオアシシギ1羽が見えたくらいだった。しかし、大沼に昨日、たくさんシギがいたという情報をいただいて、大沼に行ってみることにした。
 大沼に着くと、確かにもう少しで干上がる田んぼに、たくさんのトウネンがいた。これはカウントが大変ということで、持参した100-500の100mmで、シギがいる場所を撮影し、あとでトウネンを数えることにした。それから、双眼鏡で見て、たくさんいるシギを確認し、500mmで個々に撮影するということを繰り返した。初めにトウネンの中にヨロネンとかジロネンとか、はたまた、ヒメハマシギとかいないかと、1羽1羽見ていったが、いない感じ。見逃した可能性もあるが。次に、ハマシギタイプのシギが2羽いて、一方は明らかに冬羽になりかけのハマシギ幼羽だが、一方は腹部は白で黒斑がなく、全体的に茶褐色の羽衣で、しかもサブターミナルバンドがあるので、これがサルハマかなと思ったが、帰宅してから画像で確認することにした。次に、畔の奥の方に、タカブシギとタシギの幼羽を見つけた。タシギは笹の葉模様がとてもきれいだった。ただし、正面を向くとほとんど茶褐色の地味な感じになる。タカブシギはたくさんいて、餌場を争ったり、忙しかった。次に、ヒバリシギだが、羽衣が擦れる段階の違う幼鳥が4羽いた。長逗留している色が濃い目のコアオアシシギも1羽いた。これだけいるのにシギがいるのにセイタカシギがいないのは、田んぼに水がほぼなくなっているからだろう。あとはウズラシギ系だが、帰り間際に道路の脇でアメリカウズラシギがいるのを教えていただいた。どれっと見たら、すぐ近くで採餌していた。後から見ると最初に100mmで撮影したものにも写っており、さらに、撮影を開始してからすぐに近くで??と思って撮影したのもアメウズだった。
今日は、1か所でたくさんのシギを見ることができたのでラッキーだった。
【動画】
■ヒバリシギ幼羽の採餌
■アメリカウズラシギ幼鳥の採餌
【写真】
  
トウネンの群れ、奥にアメウズ。/近くに来たアメウズ/サルハマシギ
  
タカブシギとタシギ/嘴泥んこのヒバリシギ/トウネン
  
ヒバリシギ/タカブシギ/サルハマシギ
  
サルハマシギ/争うタカブシギ。この後追い払われた2羽も争っていた。
  
アメウズとヒバリシギの後ろ姿。サイズは違うがパターンは似ている/タシギ/羽繕いするサルハマシギ
  
ヒバリシギ/トウネンとサルハマシギ/ヒバリシギ3羽
  
コアオアシシギ/タカブシギ
  
トウネン/サルハマシギ/トウネンとヒバリシギ
  
ヒバリシギ4羽(画面左に顔だけ1羽)/ハマシギ/サルハマシギ
  
採餌するアメリカウズラシギ


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