大雨に続く台風4号で、天気予報の降水結果の赤い棒グラフを見るたびに九州の町村のことが気がかりでした。
二段階方式を導入している市町村はもちろん、私が講演で伺ったところも、何箇所もあってニュースを聞くたびにドキドキしていました。
皆さん方に、心からお見舞い申し上げます。
高校の同期会で上京。日比谷公園
頴娃町は行ったことはありませんが、大丈夫でしたか?
宮崎県北部は、諸塚村の様子が報道されましたが、北郷村や五ヶ瀬町や日之影町はどうだったのでしょうか?
宮崎県南部は、ニュースではあまり出ませんでしたが・・・
天草の保健師さんとは先週話したばかりでした。天草も大雨だったそうですね。(テスト実施法の勉強会はうまくいきましたか)
ブログでお見舞いしましょうと思っていたら、今度は地震!
十日町市はあまりのことにご挨拶もしにくい気になっています。
小布施町は、隣の中野市の名前が出ましたし、安曇野市はもっと遠い松本でも揺れたと報道されました。
皆さんどうぞお大事になさってくださいね。
御茶ノ水ニコライ堂 鎌倉鶴岡八幡宮七夕飾り
地震といえば、阪神大震災の時に出会った老婦人のことが忘れられません。
夫を見送ってマンションで一人住まいというと、当然脳の老化を加速させるマイナス要因ですよね。(もちろん生きがいがあれば別ですが)
出かけることも、することもなく一人住まいを続けるうちに、小ボケレベルになっていたのです。そこにあの大地震。地震がさらに追い討ちをかけたと考えるほうが普通でしょう。
ところが、たまたま、そこのお宅には水が出たのです。近所の人が集まり頼りにされ始めたことが、復活の第一歩。半年もしないうちにもと以上に元気な生活を取り戻されました。
円覚寺前の人力車夫 縁切り寺に入るには評定を受ける必要があったそうですよ!
生活歴を聞き取っていく時に、ともすれば「何が起きたか」を聞こうとしてしまいます。
「何が起きたか」ではなく「そのことが起きた結果、生活はどのように変わったか。脳の使い方はどう変化したか」を前頭葉の出番を中心にして聞いていくことが不可欠なのです。
地震や大雨の後始末が一段落したら、高齢者が今の生活にどのように立ち向かっているのかをわかってあげる努力を忘れないでください。
上例は例外的です。ほとんどの高齢者の受けるダメージは多大なものがあります。